ベルトはどの穴で留めるのが正解? 森岡流を映像解説

ファッションのアクセントにもなるベルトについて、装い方をアドバイスする森岡さん
ファッションのアクセントにもなるベルトについて、装い方をアドバイスする森岡さん

メンズスタイルの基本を分かっていれば、クールビズやテレワークなど、あらゆるシチュエーションで装いを決められる。ニューノーマル(新常態)にもスマートに対応できるはずだ。「服の着こなしもファッションも、ビジネススキルの一つ」と捉えるファッションディレクター、森岡弘氏とともに、ワンポイントで変わる着こなしのテクニックや小物の選び方などを、映像を交えて解説していく。今回のテーマは「ベルトの締め方の正解」だ。




「ベルトは締められればいいと、手を抜いていませんか? たかがベルトと思うなかれ、自分で思っている以上に他人に見られているのが、実はベルトなのです」と森岡さん。

「パンツとのコーデや締め方などを間違えると、せっかくの着こなしも台なし。仕事ができる人というのは細部まで配慮を怠りません。どうすればしっかりときれいにベルトを装えるか見ていきましょう」と話す。

まず、ベルトはどの穴で留めるのが正しいのか? 通常、ベルトには5つあるいは3つの穴が開いている。森岡さんによれば、一番手前の穴で留めて、お腹がきつくなってきたら、穴をずらしていけばいいというものでもないらしい。

「5つでも3つでも同じで、真ん中の穴で留めるのが正解です」と森岡さん。

ベルトは真ん中の穴で留めることを前提に、締め余りが一つ目のベルトループから少し長く出る程度でとベルトの長さは決まっている。締め余りが長すぎても短すぎてもバランスが悪くなってしまうのだという。

「5つ穴でどうしても真ん中で留められない場合は、2番目もしくは4番目の穴で留めても構いません。3つ穴の場合は、真ん中で留めるのがマストになります」

森岡流ベルトの締め方のポイント

1 ベルトは真ん中の穴で留めるのが鉄則(動画を参照)

2 バックルはシルバーのシンプルなものを選ぶ

3 ベルトの太さは3.5cmのものがビジネススタイルでは最適

4 ベルトは靴の色と素材をそろえるのが約束

ベルトは、真ん中の穴に留めて、ちょうどいいウエストサイズのものを選ぶ。フリーサイズのものも真ん中の穴に留められる長さにカットするのが基本。また、黒いベルトなら黒い靴を合わせると間違いがない。「同系統の色にする、素材感も同じするなど、揃えることはビジネススタイルでは重要です」と森岡さん。

「ベルトは消耗品。長く使えるアイテムではありません。ボロボロのベルトを身に着けていても気にしない人は、配慮がなくだらしない人という印象を与えかねません。ベルトの穴が広がってきた、ステッチがほつれている、革がこすれて色あせてきた。これらはベルトを買い替えるタイミングのサイン」という。

「ベルトも含めて、スタイリングです。しっかりときれいにベルトを締めましょう」と森岡さんはアドバイスする。

森岡弘(もりおか・ひろし)
グローブ代表、ファッションディレクター&スタイリスト 早稲田大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)入社、「メンズクラブ」編集部に所属。退社後、株式会社グローブを設立し、著名人のスタイリングや広告のファッションディレクションなどを手がける。講演も多数。NIKKEI STYLE Men's Fashionの夏の装い直前講座のトークショーにも出演した。2020年からYouTubeで「森岡弘の着分は上々」を配信。

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