予算10万円のノートPC ルックスも上々、長く使える激安ノートPC実力検証(予算10万円クラス)

日経PC21

スタンダードパソコンの「パビリオン」だが、外装はアルミ合金で高級感がある。スリムボディーに狭額縁と目を引く1台だ。今回は複数あるモデルからオフィス付きを選んだ
スタンダードパソコンの「パビリオン」だが、外装はアルミ合金で高級感がある。スリムボディーに狭額縁と目を引く1台だ。今回は複数あるモデルからオフィス付きを選んだ
「Pavilion 15-cs3000 15-cs3077TUスタンダードプラス モデルG2.1 オフィスH&Bモデル」(日本HP)
● CPU:コアi5-1035G1(1GHz)●メモリー:8GB●ストレージ:512GB SSD(PCIe) + 32GBオプテインメモリー●光学ドライブ:なし●ディスプレー:15.6型(1920×1080ドット)●オフィス:ホーム&ビジネス2019●直販価格:8万6500円(税別)[注1]

メーカーの直販サイトや量販店の店頭で見かける10万円を切る激安ノートパソコン。日経PC21編集部が10万円以下のノートパソコンの実力を検証、価格帯やタイプ別に紹介する。前回まで価格帯ごとに、5万円、6万円台、7万円台の製品を紹介してきた。今回は予算10万円で購入できる15型スタンダードPCを紹介する。

見た目も性能も上々、長く使うならこのクラス

購入予算を10万円まで奮発すると、選択肢に入るパソコンはさらに高性能でスタイリッシュになる。本体の天板やパームレストといったボディーに、アルミ合金などを採用したモデルが急増。樹脂製が大半だった7万円台以下のスタンダードノートと比べると、明らかに高級感がグッと増してくる。

性能面も文句なし。コスパの高い海外メーカー製なら、基本的にCPUは第10世代のコアi5以上か、第9世代ながらハイパフォーマンス版(型番の最後に「H」が付く)のコアi7を搭載する。ストレージも、アプリの起動や処理などを高速化するオプテインメモリー付きのSSDを搭載するモデルが選択肢に。また、パソコンのサインインなどに使える、ウィンドウズハロー対応の指紋認証や顔認証機能を装備する機種も多くなる。

このクラスのノートとしてまずピックアップしたのが、日本HP「パビリオン15」。天板とキーボード面にアルミ合金を採用した、スリム&軽量なスタンダードノートだ。第10世代のコアi5にオプテインメモリー付きの512ギガSSD(PCle)を組み合わせるなど、基本性能も申し分ない。

前述の7万円台以下のスタンダードノートに比べると、狭額縁デザインにも磨きがかかる。特に上と左右のベゼル幅を狭くすることで、本体の幅や奥行きを従来機よりも小型化。その一方でキーボードは、横幅いっぱいを使って配置することで入力しやすいサイズを確保し、入力性は損なわないように配慮している。

文字キーはもちろん、テンキーまで同じ大きさのキートップを採用。スピーカーは、オーディオメーカー「バング&オルフセン」由来の音響技術を採用して音質にもこだわった
USB端子はUSBタイプCが1つと通常のUSB3.0が2つ。拡張性は一般的だ。光学ドライブを非搭載としたことで、本体の厚さが最薄部1.8センチのスリムボディーを実現した

側面の端子は一般的。USBは3つで、1つはタイプCとなる。光学ドライブは非搭載だが、メーカーでは利用頻度が低いことと、故障原因で上位に挙がるため、あえて光学ドライブなしにしたと説明している。

実際にテストしてみると、細かなこだわりがいくつも見られた。例えばディスプレイを開くとキーボード面の奥側が持ち上がるチルトヒンジ。パソコンで音楽や動画を楽しめるようにスピーカーや音響技術にもこだわったほか、ディスプレイ上部には顔認証カメラも搭載している。

ディスプレーを開くと、キーボードの奥側が少し持ち上がるリフトアップヒンジ機構を採用。本体の冷却性能を高めつつ、キーの打ちやすさも両立した
ウィンドウズハローに対応した顔認証カメラを搭載。指紋と違いセンサーにタッチする動作も不要で素早いサインインができる
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