在宅勤務で疲れない 上半身を支えるゲーミングチェア

ビジネスチェアから生まれたゲーミングチェアも

ビジネスチェア「Ergohuman」をベースに生まれたゲーミングチェア「WINcase(ウィンケース)」(13万4700円)。ビジネスチェアの洗練とゲーミングチェアの機能性が合致したそのデザインは「大人のゲーミングチェア」といった趣がある
「WINcase」の肘掛けは前側部分が少し内側に向けて跳ね上がるようになっている。スマートフォンやコントローラーを操作するようなときに手の負担をかなり軽減する、ユニークな機構だ

購入機種の選択はできれば実際に座って

筆者は普段、在宅勤務で仕事をこなしている。その経験から椅子に関していくつか付け加えるなら、定評のあるメーカーの製品を買うべきだし、予算の許す限り、高いものを買うべきだ、と思っている。毎日、それも一日に何時間も座り続けるような使い方をしていると、安い椅子ほど、すぐ壊れてしまうからだ。

昨今では壊れた椅子を処分するのも一苦労である点を忘れてはならない。しっかりしたメーカーの製品だとまず壊れにくいし、きちんと修理を受け付けてくれるため、長期間、安心して使い続けられる。何より、いい椅子はやはり快適なのだ。特にビジネスチェアもゲーミングチェアも、高級モデルほど調整箇所が多く、より細かく自分の身体にフィットさせられるうえ、座面の作りも凝っているので、座り心地が格段に向上する。同じメーカーの製品なら、椅子の快適さは確実に予算に比例する。

家具メーカーとして長い歴史を持つ関家具は、「Ergohuman」という高級ビジネスチェアを展開しており、今まで培ってきた経験と技術を注ぎ込んだゲーミングチェアブランド「Contieaks」でも高い評価を得ている。ビジネスチェアとゲーミングチェアの違いを知るメーカーの1社だ。

筆者は9年近く「Ergohuman Basic」を愛用している。常に手が触れ、机の天板とぶつかる肘掛けはだいぶボロボロになり、リクライニングを固定して身じろぎをしたときのキシミ音も少し大きくなった。とはいえ、椅子としての機能が損なわれるような大きなトラブルはいまだ皆無。安くはなかったが、十分に元は取れている。

例えば座面素材の肌触りなど、実物に触れて初めて分かる製品との「相性」もある。いきなり通販などで入手して、仮に不満が見つかったとすれば、高い椅子ほど幻滅は大きいだろう。「これ」という椅子が見つかったら、店頭やショールームで座ってみることをお薦めする。

関家具の五反田ショールーム店長である立川亜沙美氏、東京支店オフィス事業部マネージャーの佐々木卓哉氏に話を聞いた。写真は立川氏

(ライター 稲垣宗彦=スタジオベントスタッフ)

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