「居酒屋家電」でプロの味を再現、宅飲み盛り上げる戸井田園子の白物家電トレンドキーワード

家電の進化をキーワードで解説する連載。今回は「居酒屋家電」を紹介します。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で自宅で過ごす時間も長くなり、「宅飲み」が流行しています。そこで、自宅で居酒屋に出てくるような1杯とおつまみが作れる家電について、家電コーディネーターの戸井田園子さんに話を聞きました。

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家で飲むビールやワインが「お店みたい」に

飲み会に欠かせないアルコール飲料。ビールやワイン、酎ハイなどはコンビニでも買えますが、お店でプロがそそいでくれる1杯には、格別の味わいがあります。居酒屋で飲むビールがおいしい理由に「クリーミーな泡」があるでしょう。スタンドビールサーバー「GH-BEERO-BK」(グリーンハウス)では、庫内に缶ビールや瓶ビールをセットするだけで、超音波での高速振動(約4万回/秒)により、きめ細やかでクリーミーな泡が楽しめます。

スタンドビールサーバーGH-BEERO-BK(グリーンハウス)。普通の缶ビールでも、居酒屋で飲む生ビールのようなクリーミーな泡が楽しめる。実勢価格1万800円前後(税込み)

ウイスキーや焼酎を炭酸で割って飲みたい。そんなとき、自宅に電動式の炭酸水メーカーがあれば、いつでも好きなときにハイボールや酎ハイが楽しめます。人により、微炭酸、強炭酸といった好みが分かれます。そこで最近は、炭酸の強度を調整できる炭酸水メーカーも登場。スーパーでペットボトル入りの炭酸水をたくさん買い込む手間も軽減されそうです。

Spirit One Touchスターターキット(ソーダストリーム)。弱・中・強の中から、好きな強さの炭酸水を作ることができる。直販価格2万900円(税込み)

ちょっと高級なワインをお取り寄せすることで、宅飲みは格別な時間になります。でも、慣れないコルクの栓抜きに失敗すると、せっかくの雰囲気も台無しに。電動のワインオープナーがあれば、誰でも簡単かつ安全にコルクの栓が抜けます。

ez WINE OPENER(レコルト)。コルクの上にセットして操作ボタンを押すだけで、誰でも簡単にワインの栓が抜ける。実勢価格4000円前後(税込み)
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お酒がおいしくなる「つまみ」を家電で