コスパがいい 「第2世代iPhone SE」の魅力を解剖戸田覚の最新デジタル機器レビュー

カメラはシングルだが、画質は遜色ない

iPhone SE(第2世代)は、標準カメラを1つだけ搭載する。最近のスマホとしてはかなり見劣りするが、写真にさほどこだわらない方には特に問題はないだろう。この1つの標準カメラは美しく撮影できるし、高性能なチップの恩恵で、人物の背景をぼかして撮影することも可能だ(フロントカメラでも可)。3つのカメラを搭載するiPhone 11 Pro Maxと比べても、標準カメラの画質は遜色ない。超広角や光学ズームでの撮影ができないだけだ。

iPhone SE(第2世代)標準カメラの画像。右のiPhone 11 Pro Maxと比べても遜色ない
iPhone 11 Pro Maxの画像

iPhone SE(第2世代)で花に近づいてマクロ撮影した。右のiPhone 11 Pro Maxとはいくぶん色合いが違うものの、どちらも美しい
iPhone 11 Pro Maxの画像

写真やビデオにこだわらないユーザーに向く

iPhone SE(第2世代)は、写真にさほどこだわらないユーザーにお薦めだ。カメラは普通に撮れれば満足なら、最良の選択と言えるだろう。そこにコストをつぎ込んだ他の多くのモデルを買うのは意味がない。

ディスプレーは小さく、解像度も低いのでビデオの視聴も快適とは言えないが、そんな使い方もしないならこれで十分だ。

その上で、画面のコンパクトさも妥当だと感じる方には、まさにベストバイと断言できる。カメラにこだわったり、画面の大きさを望んだりするなら上位機を選べばよい。4万円台から買えるスマホが、まず間違いなく4~5年快適に使えるのは素晴らしい限り。もちろん、おサイフケータイも搭載している。

戸田覚
1963年生まれのビジネス書作家。著書は150点以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。
MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
MONO TRENDY連載記事一覧