完全無線イヤホン、AirPods Proのライバルは

FreeBuds 3(ファーウェイ)

開放型のハウジングを採用するANC機能搭載イヤホン、ファーウェイ「FreeBuds 3」の新色レッド(実勢価格は税込2万円弱)

AirPodsと同じ半密閉型のハウジング構造を採用した完全ワイヤレスイヤホンがファーウェイの「FreeBuds 3」だ。心臓部のドライバーを格納するハウジングに空気の通り道になる小さい穴を開けることで、パワフルで切れ味に富む音を鳴らす。装着感はとても軽く安定している。なお半密閉型ハウジング構造は遮音性の面で不利だが、ANC機能がノイズを巧みに消してくれる。マイクを使った外音取り込み機能はないが、ANC機能をオフにすると外音が自然に聞こえてくる。

在宅勤務にもANCは有効

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、従業員の在宅勤務を推奨する企業も増えている。自宅でビデオ会議に参加する機会も増えているはずだ。実はイヤホンをタブレットやパソコンに接続するとデバイスの内蔵スピーカーよりも相手の話し声が明瞭に聞けるのでおすすめだ。AirPods ProなどANC機能を搭載するイヤホンなら周囲が騒がしければ消音ができる。反対に周りの音も聞きたければ外音取り込みをオンにすればいい。

ANC機能を搭載するワイヤレスイヤホンは音楽を楽しむためのオーディオとしてだけでなく、音声通話によるコミュニケーションを助けるツールとしても今後活用できる場面が広がりそうなアイテムだ。製品の購入を検討する際にはまず音を試聴してから、ANCと外音取り込み機能、そしてできれば通話品質の安定度までチェックできれば、きっと満足できる1台に出会えるだろう。

山本敦
フリーランスライター。オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経て独立。AI・IoTに関わるスマートオーディオ、4KにVODまで幅広いカテゴリーに精通する。堪能な英語と仏語を活かし、国内から海外のイベント取材、開発者へのインタビューを数多くこなす。
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