日経Gooday

「食事をして血糖値が上がっても、運動すれば血液中の余った糖が筋肉に取り込まれ、エネルギーとして使われます。効率よく糖を消費するために考えたのが、このエクササイズです。自宅で行えて、5分間もあれば十分な効果が期待できるので、テレワークにもぴったりだと思います」(中野さん)

それでは、中野さんが考案した自宅でできる血糖値を下げるエクササイズのやり方を、動画で解説しよう。

毎日エクササイズを続けると普段の血糖値も低めに

中野さんが考案した血糖値を下げるエクササイズは、有酸素運動と筋トレを組み合わせたもので、リズミカルに行うのが特徴だ。

中野ジェームズ修一著『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP社)血糖値を下げるエクササイズは、こちらの書籍で紹介されている。

「有酸素運動が血糖値を下げることはよく知られています。これに筋トレも組み合わせたのは、筋肉量が増えれば、それだけ糖をたくさん消費できるようになるからです」(中野さん)

このエクササイズを行うタイミングとしては、食後1時間以内がお勧めだ。というのも、食後の血糖値上昇のピークは、1時間以内にくるからだ。また、食後のエクササイズを毎日続けていると、次第に、普段の血糖値も低めになり、食後血糖値の上昇も緩やかになっていくという。

「もちろん、食後の運動として30分間、ジョギングを行えば、血糖値は問題なく下がります。ずっと家にいるよりも、外で運動する時間があったほうが気分転換になります。ただ、ただ、場合によっては、お昼どきに30分間もPCの前から離れられないということもあるでしょう。感染症を気にして外に出たくないという人もいるかもしれません。このエクササイズなら、家の中で5分間もあればできるので、ぜひ続けてみてください」(中野さん)

(動画実演:古谷有騎=スポーツモチベーション)

中野ジェームズ修一さん

スポーツモチベーションCLUB100技術責任者/PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー。フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。元卓球選手の福原愛さんなど、多くのアスリートから絶大な支持を得る。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

[日経Gooday2020年4月2日付記事を再構成]

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