スマホ替える時、LINE移行のありがちな「落とし穴」

失敗例4「登録されている電話番号が違う」

移行に必要な3つのうち、「電話番号」が違う場合もLINEアカウントは移行できない。移行作業の途中で、本人認証のために、登録されている電話番号へSMSが送られてくるからだ。

「電話番号が違う」というのは、たとえば、こういうケースだ。3大キャリアから格安SIMに乗り換えるなどの理由で、旧スマホの電話番号を途中で変更した(ただしSIMカードを差し替えただけで、スマホは変更していない)。そのとき、LINEに登録している電話番号を新しい番号に変えておくのを忘れてしまった。スマホが同じなら電話番号を変えなくてもLINEはそのまま使えるので、気づかないまま、新しいスマホに変えてしまった。

新しいスマホでLINEアカウントを移行しようとしても、登録している電話番号が、今使っている番号と違う場合、SMSを受け取ることができない。そのため、本人認証ができなくなるのだ。こんな事態にならないために、登録している電話番号が現在のものになっているかを確認しよう。

失敗例5「アカウントを新規作成してしまった」

LINEを新スマホに移行する際、電話番号を入力すると「アカウントを引き継ぎますか?」と尋ねる画面が表示される。ここでうっかり「アカウントを新規登録」をタップすると、以前の LINEアカウントが引き継げなくなってしまう。間違って押さないように注意したい。

LINEの場合、1つの電話番号にひもづけられるのは1つのアカウントのみと決まっている。同じ電話番号で新しいアカウントを作ってしまうと、以前使っていたアカウントは自動的に消滅してしまう。そうすると、以前のLINEアカウントに戻すことはできないのだ。

アカウントを移行するときは、「アカウントを引き継ぎますか?」画面で必ず「アカウントを引き継ぐ」をタップ。間違えて「アカウントを新規登録」をタップすると、アカウントが移行できなくなる

失敗例6「トーク履歴をバックアップしていない」

アカウントを移行する理由として、「それまでの友達との会話を残したいから」という人は多いだろう。だが、正しい手順で無事LINEアカウントが移行できたとしても、それだけではトーク履歴は移行できないので注意が必要だ。

もしトーク履歴を移行したいのであれば、旧スマホのLINEの設定画面で「トーク履歴のバックアップ」ボタンをタップし、新スマホで「トーク履歴を復元」をタップする必要がある。

LINE PayやLINEスタンプなどの有料アイテムは復旧可能

以上、LINEアカウント移行時に起こりがちな失敗例を紹介した。

これらのパターンでLINEアカウントを移行できなかった場合、「お友だちリスト」や「写真」を失う覚悟で、新規アカウントを作成するしかない。

しかしそんな場合でも、LINE PayやLINEスタンプなどの有料アイテムは復旧可能だ。そのためには、下に記したLINEの問い合わせ先に連絡の上、必要な手順をとる必要がある。

1. https://contact-cc.line.me/にアクセス
2. 「ログインせずにつづける」をクリック
3. その後に出てくる投稿フォームにメアドを記入
4. 質問ジャンルを限定
5. 質問を記入
6. 送信ボタンを押す
7. LINEご担当者から連絡がくる

(文 井上真花、イラスト Yukian)

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