パソコン春モデルに搭載機ずらり 次世代CPU実力検証

日経PC21

●液晶の解像度は「フルHD」でも大丈夫?

最近はノートパソコンでも4K解像度のディスプレイを搭載しているものがある。しかし図1の通り、標準的な15.6型液晶では、フルHDの100%表示でも文字は小さく、ウィンドウズ推奨の125%表示でようやく見やすくなる。

4Kの場合は、100%表示では文字の判別が不可能なほど小さく、ウィンドウズ推奨の250%表示でようやくきちんと判別できるようになる。ただ、それだと画面の広さはフルHDの125%表示とほぼ変わらない。そのため、4Kの動画を等倍表示で見たいなどの理由がない限り、ノートパソコンの液晶の解像度はフルHDで十分と考えてよい。

ノートパソコンで一般的な15.6型液晶では、フルHDの100%表示でも文字が小さすぎるくらい。4Kで動画を楽しみたいといった明確な目的がなければフルHDの解像度で十分だ

●「有機EL」は液晶と何が違うの?

有機ELディスプレイと液晶ディスプレイの違いは発光の仕組みだ。有機ELディスプレイではRGB有機EL自体が発光するが、液晶ディスプレイはバックライトの光をRGBフィルターに当てる仕組みで、液晶はその光の量を調整するシャッターの役割を担う。液晶ディスプレイはその構造上、有機ELディスプレイと比べると色の再現性が劣る。そのため、クリエーター向けパソコンなどで有機ELディスプレイを採用するモデルが登場してきている。

写真編集などを想定したクリエーター向けモデルでは、色の再現性に優れる有機EL ディスプレーを採用するものが登場。写真はNECのクリエーター向けノートパソコン「ラヴィ ベガLV950/RAL」

明日は売れ筋A4ノートパソコンの実力を徹底比較する。ぜひパソコン選びの参考にしてほしい。

[日経PC21 2020年4月号掲載記事を再構成]

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