春のオフィスはパンツルック 上品・きれいにアレンジ宮田理江のおしゃれレッスン

トーンをそろえて、オン・オフで自在に

細いストライプ柄はロング丈と相まって縦長効果を発揮

上下のカラートーンや生地をそろえると、全体にまとまりが出て、オフィスで浮きにくくなります。上下そろいはスーツのイメージが強いのですが、実はスーツ以外のウエアを職場に持ち込むうえでも、重宝なスタイリングです。

ワンピースとしても着られる、ロング丈のシャツドレスは、着丈が醸し出す落ち感が持ち味。このようにワイドパンツと組み合わせれば、ロング×ロングのトレンドシルエットに仕上がります。縦長のリラクシングなムードは、落ち着いた人柄も印象づけてくれそうです。着こなしのポイントは上下で色味を近づけるところ。ベージュ系は自然体ムードも印象づけてくれます。

カジュアルフライデーのような日に試しやすいオールデニム・コーデ

お仕事ルックから最も遠いと思われがちなデニムパンツ(ジーンズ)も、ワントーンにまとめて統一感を出せば、お仕事シーンでの出番が回ってきます。深いインディゴブルーや黒を選べば、スーツ風にまとえます。

上下をそろえた「デニムonデニム」のコーデを、カジュアルに見せないコツは、品格を感じさせる小物使いにあります。ベージュ系のバッグやパンプスを添えると、全体に落ち着きが加わります。上品テイストを帯びたボウタイ・ブラウスで合わせるのも、トレンド感の高い選択肢です。オフの日はチェック柄のシャツに差し替えて、きれいめカジュアルにスイッチ。赤のニットカーディガンを肩掛けすれば、顔周りが明るく映ります。

伝説のファーストレディーのようにハンサムフェミニンな装いを

「ニューヨーカー」の今季テーマは、伝統にとらわれないファッションセンスから、「伝説のファーストレディー」と呼ばれるジャクリーン・ケネディ元米大統領夫人です。トラッドな着こなしで有名だった夫同様、品格や気品を保ちつつ、多彩なスタイリングを披露した「ジャッキー・ルック」の装いは、現代でも参考にしたくなる工夫にあふれています。

動きやすいのに加え、快活さや行動力も示せるパンツルックは、お仕事コーデのムードメーカー的な装いでもあります。型にはまらないアレンジを試すと、自分らしさも薫ります。決め手はパンツのイメージを裏切るアイテムを投入するところ。春からの自分キャラクター戦略としても、パンツコーデに新アイデアを取り込んでみてはいかがでしょう。

(画像協力)
ニューヨーカー
http://www.newyorker.co.jp/
宮田理江
ファッションジャーナリスト、ファッションディレクター。多彩なメディアでランウェイリポートからトレンド情報、スタイリング指南などを発信。バイヤー、プレスなど業界経験を生かした、「買う側・着る側の気持ち」に目配りした解説が好評。自らのテレビ通販ブランドもプロデュース。セミナーやイベント出演も多い。 著書に「おしゃれの近道」「もっとおしゃれの近道」(ともに、学研パブリッシング)がある。
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