イヤホン・時計・カメラ…3万円で驚きの最新デジモノ予算別「極上デジモノ」(1万~3万円台)

日経トレンディ

「指先サイズ」で多彩な撮影ができる超広角カメラ

「Insta360 GO」(Insta360 Japan)
●実勢価格2万3760円(税込み)●重さ/18.3グラム(本体)、43.3グラム(充電ケース)●対応OS/iOS、Android 7.1.1以上●主な動画解像度/標準:2720×2720/25fps、インターバル撮影:2720×2720/25fps、タイムラプス:3040×3040/30fps●動画の長さ(標準)/15秒、30秒、60秒●写真解像度/3040×3040●動画フォーマット/insv(撮影時)、mp4(アプリでエクスポートした場合)●バッテリー駆動時間/約60分(本体+ケース)

日常や旅行などのワンシーンを動画や静止画でキャプチャーできる超小型カメラ。高さは約5cmと「親指サイズ」で、数あるアクションカムのなかでも一歩抜きんでた携帯性を誇る。

レンズとマイク、ボタンのみで構成された本体は至ってシンプルだ。背面ボタンを長押しすると起動し、さらに1回押すと静止画を撮影。2回押しでハイパーラプス撮影、3回押しでスロー撮影を行う。起動させずにボタンを押した場合は30秒間の動画撮影ができる。これらの操作やルールを覚えるのにやや戸惑ったが、慣れてしまえば大きな不便は感じなかった。撮影した動画や静止画の画質は高精細とはいえないが、スマホやSNS用途では問題ないだろう。

本体と専用ケース内のバッテリーを合わせて約60分間動作する。旅行などでは別途モバイルバッテリーを用意した方がいい
標準アクセサリーを使えば多彩な撮影ができる

注意したいのが、超広角レンズを採用しているため不用意に持って撮影すると指が写り込みやすいこと。ペンダントやクリップタイプのアクセサリー類が標準で付属するので、それらを活用するのが使いこなしのポイントといえる。

ケースごとiPhoneと接続してデータ転送を行う。Androidの場合はケーブルが必要
動画は独自フォーマットで記録。アプリ経由ならMP4で書き出せる

液晶付きスマートスピーカーにもなる10.1型タブレット

「Fire HD 10 タブレット」(アマゾン)
●実勢価格1万5980円(32GB・税込み)●サイズ/幅159×高さ262×厚さ9.8mm●重さ/500グラム●画面/10.1型●解像度/1920×1200●メモリー/32GB/64GB●microSDカードスロット/1基

アマゾンが発売した10型タブレット。OSは、Android 9をベースに様々なカスタマイズが施された独自の「FireOS 7」を搭載している。前モデルは他社製タブレットと比べると非力で操作にもたつきを感じることが多かったが、新モデルではCPUを刷新。タッチ操作の追従性や画面切り替え、コンテンツの表示性能など基本性能が大幅に向上し、使い勝手にストレスを感じることは無くなった。

純正のAndroidではないためGoogle公式のアプリストアではなく「Amazonアプリストア」を使うことになるが、TwitterやFacebookなどの定番アプリはもちろん、人気のあるアプリはおおむねサポートされている。大画面のためAmazonプライム・ビデオなどでの映画観賞にも向く。

音声アシスタントの利用も可能
子供が安全にタブレットを利用できるようにする設定もある

ユニークなのが音声アシスタント「Alexa」だ。「Show」モードに切り替えれば、話し掛けるだけで天気予報やニュースなどを画面に表示する。大画面の液晶付きEchoのように使えることを考えればかなり買い得な製品といえる。

多彩な動画配信サービスに対応、音声検索など機能も充実

「Fire TV Cube」(アマゾン)
●実勢価格1万4980円(税込み)●サイズ/幅86.1×高さ76.9×奥行き86.1mm●重さ/465グラム●ストレージ/内蔵16GB●ビデオ出力/2160p、1080p、720p、最大60fps

Netflixなど多くの動画配信サービスをテレビで再生できる4K対応デバイス。一番の特徴は上のFire HD 10タブレットと同じく、音声アシスタントの「Alexa」の機能を内蔵したことだ。テレビの背面などに隠れてしまう「Fire TV Stick」シリーズとは異なり、声を聞き取る必要があるためテレビの前や横に置いて使うスタイルが中心になる。

上面の音量ボタン
背面にはHDMIコネクターなどがある

「アレクサ、テレビをつけて」と話し掛けると接続したテレビが起動。画面にはFire TVのトップ画面が表示される。作品や俳優の名前でコンテンツを音声検索し、それぞれの結果に付けられた番号を読み上げると再生が開始される。

動画検索などの音声操作はリモコンの方が早いと感じることもあったが、天気予報の確認やラジオの再生などテレビを「画面付きのAmazon Echo」のように使える。

高速CPUを搭載し、従来モデルより軽快に操作できるのも大きな魅力といえる。スマートスピーカーの導入を迷っていた人には、1台2役の本機が候補の一つになる。

音声での検索結果を表示
天気予報をテレビ画面に表示する

(ライター コヤマタカヒロ、竹内亮介、永山昌克、日経トレンディ編集部)

[日経トレンディ2020年2月号の記事を再構成]

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