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豪州でSAKEニュース発信 日本人男性が英語サイト世界で急増!日本酒LOVE(17)

シドニーの日本人祭りに親子で参加する遠藤烈士さん
シドニーの日本人祭りに親子で参加する遠藤烈士さん

オーストラリアで日本酒の人気が徐々に拡大している。現地の和食店だけでなく、地元店でも日本酒を提供する店が増えているのだ。また、現地でSAKEを醸す個性的な醸造所なども登場している。オーストラリアでの日本酒関連のイベント情報を取りまとめているのが、日本酒の英字メディア「Sake News」だ。シドニーで「Sake News」の運営管理者である遠藤烈士さんを取材した。

もともと日本酒好きだった遠藤さんが「Sake News」を立ち上げたのは約1年前。オーストラリアから日本へのインバウンド・サポートビジネスを主に手がけている現地企業(ジャムズ・ドット・ティーヴィー)でプロモーションの仕事をしており、「何か日本酒のお手伝いもできないものか」と考えたのがきっかけだった。同社はオーストラリア在住の日本人向け生活情報ポータルサイト(日本語メディア)なども運営している。

「Sake News」では多い月で10本もの日本酒関連のイベント情報を掲載

「今年でオーストラリアに住んで約25年目ですが、日本酒がどこで売られているのか、どこで飲めるのかといった情報がほとんどまとまっていないのです。私みたいな日本酒好きは満足できないです」と遠藤さん。

日本酒の情報不足を感じ、周りのオーストラリア人もそう感じる人が多かったので、日本酒情報を取りまとめたサイトを作ることにした。現在はシドニーを拠点に、メルボルンやパースといった都市で開催される、日本酒をメーンにした酒関連のイベント情報を定期的に掲載している。遠藤さんとシドニー在住のオーストラリア人記者の計3人で、各地を取材して記事をアップしている。

サイト運営で一番大事にしているのは、オーストラリア人の目線。「日本酒はこうあるべきだといった固定観念を捨てることがとても大事だと思っています。味わいから飲み方まで、日本酒は現地のマーケットに合わせて柔軟に対応していく必要があります。それをどのように表現すべきかいつも気をつかいます」と遠藤さん。

両国の価値観の違いを理解した上で、オーストラリア人感覚に合わせることもあれば、日本の伝統文化をあえてしっかり伝えながら書く時もある。ただ、そのさじ加減がなかなか難しいという。

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