スマホを充電、音楽もFMもOK 一台四役目覚まし時計
注目の製品使ってみました!
注目の新製品や新サービスをピックアップ、日経PC21編集部が実際に試用して商品を評価する。今回取り上げたのは、アンカー・ジャパンの「サウンドコア ウェイキー」だ。
●実売価格 1万円前後 ●オーディオ出力:5W×2
●ワイヤレス充電出力:最大10W ●通信機能:ブルートゥース5.0
●サイズ:幅200×奥行き92×高さ82ミリ ●重さ:572グラム
ワイヤレススピーカー、時計、FMラジオ、充電器の「一台四役」という個性的な「サウンドコア ウェイキー」。機能を欲張りすぎの感もあるが、仕上がりは悪くない。
前面のボタンで、音量調節やFMラジオの起動、目覚ましのスヌーズといった操作ができる。ボタンはタッチ式で、白く点灯するため暗い寝室でも押しやすい。時刻を表示するLEDは十分な輝度で、明るい部屋でも視認性は上々だ。輝度センサーも搭載するので、部屋の明るさに応じて自動調整してくれる。
上面はQi(チー)対応のワイヤレス充電台。対応機器を円形部分に置くだけで充電が始まるのは楽だ。ワイヤレス充電に非対応の機器でも、本体背面に充電用のUSB端子があるのでケーブルを介して充電できる。音質は低音がしっかり出てメリハリがある。小音量でも無理なく鳴らすのは好印象だ。
本領発揮はスマホアプリと連携してこそだ。目覚ましの時刻やLEDの明るさ、FMラジオの放送局の登録、「睡眠モード」で流す効果音などは、アプリ側でしか設定できない。
睡眠モードは風や波の音といった効果音を組み合わせて流せるので、寝付きが悪い夜にお薦めだ。ちなみに、同社のワイヤレススピーカーと似ているので誤解しがちだが、バッテリーは非搭載。電源ケーブルが必要な点には注意してほしい。
(ライター 五十嵐俊輔)
[日経PC21 2020年2月号掲載記事を再構成]
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