寝具のような心地よさ/「洗えるウールのルームブーツ」

STYLE STORE×LOOM&SPOOL「洗えるウールのルームブーツ」5940円(税込)。冬場は、足首まで温かいこの形状がベスト。品質の割に安いのもうれしい
履いても、大き過ぎずスッキリと収まるのが魅力。仕事中に履きっぱなしでも問題がない。何より、毛布の素材を使った感触がよい

男性にはなじみの薄い「ルームブーツ」というジャンルではあるけれど、見れば分かるように、足首をすっぽり覆うわけで、履けばとても温かいし、椅子に座って足をぶらぶらさせてもスリッパのように脱げる心配もない。基本、椅子に座って仕事をするライターにとっては、冬の夜の強い味方になってくれるのは、前から分かってはいた。だけど、やはりルームシューズとしては、やや大げさで、その割に温かさも、それほど感じられない製品や、温かいけど外観が無駄に大きい製品が多く、なかなか導入できなかった。

縁あって、このスタイルストアが販売するLOOM&SPOOLの「洗えるウールのルームブーツ」を使ってみたところ、いきなりハマってしまったのは、やはり、その温かさとフィット感の良さ。内側に使われているウールが、その肌触りの良さと温かさ共に、寝具レベルの心地よさなのだ。ウールには日本の毛布の生産量の90%を担う泉大津のメーカーのウール毛布用生地を使用。毛布を作るときに少し汚れてしまい製品として使用できなくなった生地から状態のいい部分を使うことで、温かさと心地よさに加え、高いコストパフォーマンスも実現している。

履いたときの足を包み込む感じは、毛布にくるまっている感じに近く、足先の温かさはもちろん、足首にあたるウールの感触が優しく、履いていることがストレスにならないのだ。しかも、このルームブーツ、手洗いなら丸洗いできるので、安心して素足に履くことだってできる。そして、素足で履いたときの感触がまた、とても気持ち良いのだ。

ウールの毛布B品は、品質は製品と変わらないのに、見た目に難があるもの。内側に使うには最高の素材といえる

もちろん、ブーツなので脱ぎ履きは多少面倒だけれど、スースーしやすい作業時の足元をしっかりと保温してくれることを考えると、その面倒くささは苦にならない。きちんと縫製されていることもあり、また足首周りが柔らかく作られていることもあり、歩きやすいのもポイント。今では夜の座り作業に手放せないアイテムとなっている。

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