肩から全身にかけての筋弛緩法
【椅子に座って行う「肩」の筋弛緩法】
1.椅子に座り、両腕を伸ばし、手のひらに力を入れながら握り、肩をすくめて力を入れる。6~7割程度の力を5秒、手や肩に入れる。
2.一気にストンと力を抜く。脱力した状態で10秒キープ。これを2~3セット繰り返す。
【椅子に座って行う「両手伸び」の筋弛緩法】
1.椅子に座り、手を握りながら、両腕を上に伸ばし、肩を持ち上げる。6~7割程度の力を5秒、手や肩、腕に入れる。
2.一気にストンと力を抜く。脱力した状態で10秒キープ。これを2~3セット繰り返す。
【立って行う「全身の伸び」の筋弛緩法】
1.両足を肩幅に開いて立ち、両手を握りながら、両腕を上に伸ばし、かかとを持ち上げていく。6~7割程度の力を5秒、全身に入れる。
2.一気にストンと力を抜く。脱力した状態で10秒キープ。これを2~3セット繰り返す。
(ライター 松尾直俊、イラスト 内山弘隆)
中野ジェームズ修一さん
スポーツモチベーションCLUB100技術責任者/PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナースポーツモチベーションCLUB100技術責任者、PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー。元卓球選手の福原愛さんなど多くのアスリートから支持を得る。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとして活躍。最新刊は『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP社)。

[日経Gooday2019年12月18日付記事を再構成]