CM総合研究所が発表する10月度の銘柄別CM好感度ランキングで、ソフトバンク「ワイモバイル」が2位にランクイン。「おトクなる一族」シリーズの新作「執事」編に、出川哲朗、真矢ミキ、吉岡里帆に加えて、新しい執事役として横浜流星が初登場。『ジンギスカン』のメロディーにあわせて全員で歌い踊り、ダンス内で横浜がハイキックを披露するCMが、小学生男女と女子中高生を中心に好スコアを得て、1年4カ月ぶりにトップ3入りを果たした。


ワイモバイルは、出費を切り詰めて富を築いた名家“御得家”の家族を出川、真矢、吉岡、芦田愛菜が演じる「おトクなる一族」シリーズを6月1日からスタート。10月1日から始まった「執事」編では、髪を固めて、えんび服に身を包んだ横浜が真矢に「奥さま今日もおきれいです」と声をかけ、「君、誰?」と怪しむ出川に「新しい執事です」と名のる。そして「古いより新しい方がいいでしょ」と言う真矢の言葉に、“古い執事”のふてニャンは驚き、吉岡はスマホを手に「そう、ワイモバの料金も新しくなったの」と語る。最後は横浜の合図で『ジンギスカン』のメロディーにあわせて全員で「♪ワイ ワイ ワイモバ~」と歌い踊り出し、ハイキックを披露する横浜に負けじと出川も懸命に足を蹴り上げる姿などを描いた。

CMの支持層は、小学生男女と中高生女子を中心に幅広い。CM好感要因は「出演者・キャラクター」をトップに「音楽・サウンド」「ユーモラス」「ストーリー展開」と続く。モニターの声は「キックがかっこいい」「足が高く上がってすごい」「ハイキックがすてき」など横浜のハイキックを称賛するコメントが圧倒的。「まねして張り合おうとしている出川もかわいくてほほえましい」と、出川の動きも印象に残っているようだ。
横浜は今年大きく飛躍した若手俳優。ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)でピンクの髪の不良高校生“ゆりゆり”こと由利匡平を演じてブレイク。ドラマ『あなたの番です-反撃編-』(日本テレビ系)の大学院生・二階堂忍役でも注目を集めた。映画も『愛唄-約束のナクヒト-』など3本の主演作を含む4本が今年公開された。10月期のドラマでは『4分間のマリーゴールド』(TBS系)に出演中だ。