先日の南アフリカ戦の解説の時も、おそらくポロ ラルフローレンと思われるグレンチェックのダブルのスーツで、ブルーのセミワイドシャツにレジメンタルタイを合わせてコンサバなアメトラスタイルで着こなしている。

■黒のラクビージャージーのインに白いBDシャツ

ラルフローレンでも、筆者のような庶民にはなかなか手がとどかないパープルレーベルじゃないところも、ラガーマンらしくていいじゃないですか。

ポロラルフローレンのスペシャルサポーターに就任した記者会見の時も、ジャージー素材のカジュアルなグレージャケットのインに、同色のグレーのハイゲージニット。ラガーポロシャツ風の白い襟を出した胸元にはサングラスを引っ掛けて、パンツはホワイトデニムでベルトのバックルをチョイ見せ。そして素足にローファー。

まんまラルフのカジュアルスタイルの教科書通りの着こなしであるが、ラガーマン体形が逆に功を奏していて、これがコスプレにならずによく似合っている。

ちなみに会見した時が真冬の1月だったので、記者から「素足で寒くないですか?」と石田純一的なツッコミをされた五郎丸は、「一年中ジャージーばっかり着てますから今も暑くて汗をかいています」と答えたのが、またラガーマンらしくていいじゃないですか。

五郎丸歩のラルフローレンスタイルが、ゴールキックで蹴った球がきれいな円を描いてゴールポストの真ん中に入って決まった時と同じくらいきれいに決まっているのが、ラグビージャージーを使った今どきプレッピースタイルの時だ。

ポロラルフローレンを着こなしポーズを取る五郎丸歩選手(左)と山崎紘菜さん。プレッピースタイルもきまっている(19年8月、都内)=共同

今回のワールドカップが始まる直前の8月に、表参道のポロラルフローレンで開催された秋冬コレクション発表会に、ポロベアーのユルキャラ着ぐるみと女優の山崎紘菜と出席した時の五郎丸歩の格好がそれである。

ワールドカップを記念したラグビーボールを蹴っているボロベアーの刺しゅうとPOLOのロゴが胸元にでかでかと入った黒のラクビージャージーのインに白いBDシャツを着て、さらにレジメンタルタイ。そしてボトムはホワイトデニム。

まさにこれぞ教科書通りの今どきのラグビージャージーを使ったプレッピーファッション。よくファッション誌でも提案しているコーディネートである。

でもこの着こなしって、普通にやるといささか盛りすぎで、ピッティの会場ぐらいでなきゃ恥ずかしくて、とてもじゃないがハロウィーンのコスプレすれすれの難易度なのだ。

しかしそこはさすが五郎丸歩である。コスプレにならずにラルフのラグジャを教科書通りに着こなして、今どきのプレッピースタイルがよく似合っている。

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