メーンの筆記具にしたい快適さ 個性派サインペン続々納富廉邦のステーショナリー進化形

サインペンがノック式で、しかも1本100円で全36色というのは、とてもすごいことだ。とりあえず日常のメモ用のペンを、このクリッカートに替えるだけでも、かなり劇的にメモ環境が変化する。

全36色から好きな色を選べるので、ノートや手帳に個性を出すことも簡単。一口に青や赤といっても、その中から好みの濃さや色合いが選べるわけだ

クリッカートは線幅0.6ミリと細字というほどではなく、太くもない、適度な線幅。書いた文字が見やすく目立つので、メモの視認性が高いうえに、筆圧を掛けずに濃い線が書けるので、書いていても楽だし気持ち良い。好きな色で書けるのもうれしいし、ちょっと装飾したり、色を変えて目立たせたりするにも便利だ。

水性染料インクだけど、思ったほど裏写りもせず、にじみも少ない。白を基調にした軸のデザインもよい。部屋や仕事場のあちこちに転がしておくと、本当に便利に使えるのだ。

このように、ハッキリした文字を軽い筆圧で書けるのが特徴。見やすい文字が書けるので日常のメモなどにも使いやすい

三菱鉛筆「EMOTT」/デザインも色もコーデしやすい

三菱鉛筆「EMOTT(エモット)」1本200円+税。全40色。線幅0.4ミリ。インスタグラム愛好家などの意見を取り入れた、洋服や他の文房具とコーディネートしやすいデザインの白い軸が特徴

三菱鉛筆の「EMOTT(エモット)」は、まず何より、そのデザインがカッコいい。白を基調にインク色をワンポイントに使ったシンプルなスティック状のデザインは、SNS(交流サイト)上での女性の「白い軸のペンは服の色とコーディネートしやすい」という意見から考えられたデザインだそうだが、大人の男性が使っても不自然さのないミニマムなデザイン。しかも、四角いけれど角を落としたラウンドスクエア形状の軸は、持ちやすく疲れにくい。

角を落としたラウンドスクエアの四角い軸は、転がりにくく、握りやすく、長時間の筆記にも向く。並べた時に可愛くなるのもデザインのうまさだろう

カラーは全40色。面白いのはセット販売のスタイルだ。ブルー、レッド、イエロー、ブラック、グリーンの5色をセットにした「ビビッドカラー」、ダークブラウン、カーキグリーン、グレー、バイオレット、アメジストの5色をセットにした「ビンテージカラー」といった感じに、テーマごとに選ばれた5色がセットになっている。例えば、ノートを取るときに、このセットのどれか一つを選んで、その5色だけでノートに書くようにすると、色のトーンがそろって、キレイで見やすいノートができあがるわけだ。「色のトーンをそろえる」というデザインの基本を、自然に扱えるのが、この製品の面白くも新しいところ。もちろん1本ずつの販売(200円)もある。

色をテーマごとに5色でグループに分け、全8テーマで40色という構成。テーマを統一することで、同じトーンで書けるため、その5色で書くと、絵にしてもノートなどにしても、色のトーンが統一されてキレイに仕上がるのだ
MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
次のページ
トンボ鉛筆「ABT」/絵筆のようなサインペン
MONO TRENDY連載記事一覧