――百貨店のゴルフウエア売り場での販売には消極的ですね。

「百貨店のゴルフウエア売り場の雰囲気がいまひとつなんです。ユーザー目線ではなく、ゴルフフロア目線で企画するから、同じようなモノしか並ばない。スノーボードがスキー市場に参入してきたときは、スキー場でユーザー発の革命が起きました。バブル期のスキーブームのままの、蛍光色の白いウエアを着ている人がいて、そこにネルシャツにジーンズでスノーボードをやる若者がやってきた。当時のスキー場からしたらマナーが悪いとみえるわけですが、だんだんと雰囲気が変わっていきました。同様に、ゴルフもユーザーからしか活性化できないんです」

「10周年を期に木村拓哉さんをアンバサダーに起用し、ゴルフに、自由を、というキーワードを掲げています。『退屈を着るか、自由を着るか。ゴルフに自由を。』というパンクな言葉で、ユーザーの自由度を上げ、市場を活性化したいなと思っています」

9月に発売した「CODE」はゴルフだけでなく、商談や会食にも着ていけるのがコンセプトだ。ジャケットやパンツの品ぞろえが豊富

――新しいライン「CODE」はビジネスでも着られることをコンセプトにしています。

「このほど発売したCODEはシンプルなコレクションです。ゴルフに加えて、仕事にも来て行けて、会食にも行けるというコンセプトを掲げています。高級素材を使い、ジャケットでは8万円くらいのものもそろえます」

「私は若いときからロックとかの音楽が大好きでした。一つ苦手だったのはロカビリーなんですが、このジャンルで象徴的に使われていたモチーフがスカルだったんです。会社員の自分が1歩を踏み出したとき、自分を変える、自己主張をするマークとして、スカルを選びました。自分にとって自由の象徴みたいなものです」

(聞き手はMen's Fashion編集長 松本和佳)

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