ワイヤレスイヤホン イチオシはソニー、入門機も実力完全ワイヤレスイヤホン 人気6製品を聴き比べ(下)

日経PC21

●TaoTronics「Duo Free」

低価格ながら高性能というコストパフォーマンスが高いイヤホンで定評のあるTaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホン。本機の魅力もクラスを超えた音質と機能にある。

まず注目したいのが、1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しくタッチセンサーを搭載している点。操作感は2万円以上の本格モデルと比較するとやや劣るものの、このクラスの製品にタッチセンサーを搭載するメーカーの姿勢は評価できる。

プロのミュージシャンなどが使用するインナーイヤーモニターに着想を得て、人の耳の形に合わせたデザインを採用している
この価格帯の製品としては珍しくタッチセンサーを搭載。軽くタップするだけで各種操作ができる

イヤホン形状にもこだわっている。プロのミュージシャンがステージなどで使用するインナーイヤーモニター(IEM)に着想を得たデザインを採用。耳に確実にフィットして、激しく動いても外れにくくなっている。この点は完全ワイヤレスイヤホンとしては重要なポイントだ。

バッテリー性能は、イヤホン単体で最大3時間、充電ケース併用で最大16.5時間と1万円以下のモデルとしては標準的。ただし、充電ケースは質感のあるレザー調の素材が採用されており、プレミアム感がある。

音質は、この価格帯の製品としては解像度が高く、中域が良く出ている。今回の試聴においては、「ボーカルが前面に出て良い感じだった」「エレキギターの音が良かった」など、ポップスを中心に聴いた人からは高評価の声が上がった。一方、「薄い感じの響き」「低音が物足りなく、音に躍動感がない」など、音がすっきりしている半面、低音不足を指摘する声もあった。

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