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AIロボットが先生 小学生が授業で学んだことって

日経DUAL

2019/8/29

AIロボット授業を実施する小学校が増えてきた(イラストはイメージ=PIXTA)
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「将来、人間の仕事を人工知能(AI)に奪われるのでは?」など、とかく「脅威」のように捉えられがちなAIロボット。「AIロボット時代」に大人になる今の子どもたちの親は、どんな心構えでいればいいのでしょうか。「今や、数千円でAIスピーカーが購入でき、スマホでも対話するAIアプリが簡単にダウンロードできます。子どもの時から、AIに慣れていきましょう」と慶応義塾大学理工学部管理工学科の山口高平教授はアドバイスします。

AIロボットを恐れず、過信せず、豊かに共生するためにはどうしたらいいのか。その答えの一つである、杉並区のある小学校での試みを紹介しながら、親が知っておきたい心得を探りました。

■ロボットが授業するようになったら、先生は失業?

昼下がりの教室。教室の前方には、愛嬌(あいきょう)のある人型ロボット「NAO」と、ロボットアームの「JACO2」が生徒たちを見守っている。ここ、杉並区立浜田山小学校では、特色ある学校づくりの一環として、先進的なAIロボット授業を取り入れている。この日、授業を受けたのは5年生の児童たちだ。

「NAOの知識が豊富でびっくりした」

「僕たちが言ったことを、もうちょっとちゃんと聞き取ってほしい、聞き取り間違いは困る」

「将来、もっと進化すれば、このロボットも安くなるんじゃないですか?」

「将来、ロボットが授業するようになったら、先生が失業してしまうんじゃないかと思いました」

AIロボット授業の最後に、担任の幸阪創平先生が感想を聞いたところ、子どもたちから、こんな発言が次々と飛び出した。率直な意見の数々に、あちこちで笑いが起きる。

幸阪先生が授業中にチラチラ見ていた紙を指さして「先生、台本読んでるじゃないですか」と指摘する男子も。

「これがプログラミングだよ」と幸阪先生はニッコリ。こんな感想が自然に導き出されるAIロボット授業とはどんなものなのか。その模様をリポートする。

人型ロボット「NAO」(手前)と、ロボットアームの「JACO2」(奥)

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