お盆の高速渋滞は分散傾向 下り8月10・11日に注意編集委員 小林明

お盆の高速道路の渋滞は今年は分散傾向になる見通しだ

帰省客や行楽客などの利用で高速道路の渋滞が多発するお盆休みが近づいてきた。今年の特徴は日並びに恵まれて長期休暇を取りやすいのが特徴。そのため、帰省や旅行に出かける機会が増えるとみられるが、逆に移動日の選択肢は増えるので、全体としては高速渋滞の発生がやや分散しそうな見通し。

一方、昨年のお盆期間に渋滞ピーク緩和のために試験導入された「休日割引」の適用日変更(平日に変更)の実施は今年は見送られた。高速道路各社(東日本、中日本、西日本、本州四国連絡高速道路など)の渋滞予測を踏まえ、今年の「傾向と対策」を探ってみた。

日並び良く9連休も、「休日割引」適用日変更は無し

まずは今年の日並びから。通常、お盆休みは迎え盆の8月13日から送り盆の8月16日までの4日間とする人が多いとされる。今年は13日が火曜日、16日が金曜日といずれも平日で、祝日の山の日の8月11日が日曜日、その翌日の12日はその振り替え休日となり、週末と祝日、休日がうまくつながるため、8月10日から18日までの9日間の長期休暇を取れる人が多いとみられる。

このため注意したいのが下り線の高速渋滞。特に休暇の出だしとなる土曜日の8月10日、日曜日(祝日)の11日、月曜日の振り替え休日の12日に渋滞が集中する見通し。ただ昨年は休暇の出だしとなる週末土日の2日間に渋滞が集中したが、今年は集中する期間が10~12日と3日間に広がるので、渋滞予測(10キロ以上)では下り線の1日あたり発生回数のピークが昨年の46回(8月11日)から今年の44回(8月10日)へとやや減少する見通し。

■最多は下りで10日の44回、上りで15日の36回 昨年よりも緩和

一方、上り線の高速渋滞は緩和傾向がより強く出そう。金曜日となった送り盆の8月16日が休みなら、帰りの移動の選択肢はかなり広くなる。渋滞予測(10キロ以上)では上り線の1日あたり発生回数のピークが昨年の50回(8月14日)から今年は36回(8月15日)へと大幅に減少する見通し。

渋滞のピークが予想される場所や時間帯を事前に調べ、移動計画を練った方がいいだろう。上り線は8月14、15日のピークをなるべく避け、たとえば8月16~18日に移動した方が渋滞に巻き込まれる確率は大きく下がる。下り線はあえて休暇を前倒しするなどして、たとえば渋滞予測が少ない8月8、9日などに移動することもおすすめだ。

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