新たな道探し続けて友達1000人超 ルネサンス斎藤会長

「人生を楽しく、健康に」が人付き合いのモットー

06年には東証1部に上場した。他の企業の施設の買収や合併も繰り返し、会社の成長を引っ張った。施設は全国に160以上に上り、ベトナムなどアジアでも展開している。IT(情報技術)の活用にも積極的で、ベンチャー企業と提携して健康系アプリ「カラダかわるNavi」を会員に提供、東京・渋谷にはVRを活用した最新型スタジオも開設した。

「お友達」の多さ、仕事と余裕生む

理系出身なので、「サービス業の生産性向上」をテーマにした合理的な経営も推し進めた。この結果、フィットネス業界で利益率の高い優良企業として知られる存在になった。

斎藤氏の真骨頂は「人生を楽しく、健康に」をキーワードにした友人の多さだ。スポーツ界に限らず、落語界や経済界、政府関係者など人脈が広い。スポーツ健康産業団体連合会会長のほか、経済同友会や政府関係の委員など要職を幅広く務めている。厚生労働省のスマート・ライフ・プロジェクト推進委員会など様々な会議で話す機会があるが、「まず笑いをとる。落語は枕が大事。3分だけですよといわれるが、話が長くなって怒られることが多い」という。

フェイスブック(FB)には実に1297人の「お友達」がいる。メーカー発の社内ベンチャーの中でスポーツクラブ分野で成功した会社はほとんどない。労働集約型のビジネスで、決して楽に利益の出る事業ではないが、持ち前の楽天的な思考と理系の発想で、事業を大きく育てることができた。

テニスに落語、多くの仲間と4人の子供、8人の孫に囲まれてシニアライフを過ごす。 「人間万時塞翁が馬」という言葉が好きだという斎藤氏。「留学していなかったら、全然違う人生になっていたな」と笑う。

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