リーダーが語る 仕事の装い

レジメンタルタイでチーム力育む 全て自らデザイン フォーシーズ会長兼CEO 浅野秀則氏(下)

2019/7/19

■高校で服装自由化運動、反動でフォーマルに行き着く

――学生時代はバンドをやり、趣味はヨット。ファッションも自由を求める印象でした。

「自由を求めた反動でフォーマルに行き着いたともいえます。僕は慶応義塾志木高校3年のときに、みなで運動して服装を自由化したんです。『フリーだ!』って主張して。まさにそういう時代でした。ウエストコースト的なバンドをやっていて、髪が長かったのでアイビーは似合わなかった。ブランドでは『VAN』より『JUN』、ズボンは裾が広がったベルボトムという感じ。自由なことが大好きでした。ところが制服がなくなり自由になった瞬間に大変なことになったと気づいた。着るモノがない」

――学生時代はアイビーではなかったのですね。今は白シャツ、レジメンタルタイとトラッドですね。

「デザインすることが大好き」と語る浅野会長。トレードマークのレジメンタルタイも自身でデザインした

「僕は本当に白シャツが多い。社員にも基本は全員白シャツでいこう、といってきました。ドレスコードというものではありませんが、社員の共有事項として。強制してはいませんので、たまにピンクのシャツも見かけますが、圧倒的に白シャツが多い」

――そして暑くてもネクタイを締めていらっしゃいます。

「(本社がある)この青山かいわいでね、スーツにネクタイなんて我々くらいですよ。うちでもクールビズは導入しているのですが、お客様の前に出るときはネクタイを締める人が多い。自然にそうなっています。最近は政治家でも社長でも銀行員でもノータイばかりですよね。でもノータイならまだしも、服装は自由だといわれると私などは困ってしまいます」

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