ウーバーイーツ配達員働きやすい? スマホ登録で簡単

配達料は1回数百円から

支払われる配達料はエリアによって変わるが、東京・埼玉・千葉の場合、飲食店での受け取り1カ所につき300円、注文者への配達1カ所につき170円、そして配達距離1キロにつき150円を足したものが基本料金となる。そこから35%がウーバーイーツ側の手数料として差し引かれる。「受け取り1カ所、配達先は1か所、配達距離が2km」であれば基本料金が770円で、500円が手取りとなる。

このほか、天候や曜日など、条件によって加わる割り増し分(ブースト)や、特別キャンペーンによるインセンティブが入ることもある。仮に先の例で「ブーストが1.2倍、インセンティブなし」という場合、ブースト分の154円が加わり、654円が手取りとなる。

アプリ上で配達ごとの報酬や日・週の合計金額などが確認できる

経験上、需要の高いエリアで稼働すれば1日1万円前後獲得することも可能で、ブーストが高めに設定されている新規エリアなどでは1万5000円以上も狙えなくはない。

本業がバイクインストラクターというOさん(東京・渋谷区在住/58才)は、自宅で昼前にアプリを起動させ、テレビを見るなどしながら配達業務リクエストを待つ。最初のリクエストが入ればその後は連続稼働し、ランチタイムの10~15時頃で平均5件くらい、時給換算にすると1000~1500円前後に。多いときで月に10日程配達業務をやっていたが、現在は諸事情で休止中だ。

Mさん(港区在住/34歳)は、もともと自転車やバイク好きで、ウーバーイーツは趣味と実益を兼ねて始めた。残業も多い職場で稼働日は限られるが、プロジェクトの合間の比較的暇な週末、半日~1日で10件くらいの配達業務をこなす。一日に5000~1万円前後、月に4回前後の稼働が多く、雨の日など他の配達員がやりたがらない日を狙うことで収入アップを図っているという。

コツをつかめば報酬が上がる

回数をこなせばノウハウも身につき時間あたり獲得報酬を伸ばせるようになり、ゲーム攻略的な楽しさもある。例えば、頻繁に注文が入る人気店を探し、その周辺で待機する、事前にブースト情報をチェックし、効率よく稼げる時間帯・エリア情報を入手、ランチ・ディナータイム、週末など注文が多い時間帯を狙って稼働するなどが有効だ。

アプリを「オンライン」にして業務リクエストが入るのを待つ

ベテラン配達員のブログなどでもTIPSが紹介されている。

ウーバーイーツをはじめ「シフトのない仕事」を自ら体験・検証するサイト「noshift.work」運営の瀧口信太郎氏によると、自転車ならママチャリよりクロスバイク、原付きバイクなら原付き二種バイクが有利、ブーストが高いランチやディナーのピークタイムに集中して稼働、インセンティブを上手に活用する(短距離の配達が多い店を狙うなど)、などが報酬を伸ばすのに役立つという。

同サイトでは他にも様々なアドバイスや体験談が紹介されており、そうしたネット上の知見は報酬アップへの近道となるはずだ。

ウーバージャパンによると、配達員として活動する魅力として「街の新しい魅力を発見できた」という声もあがっているという。普段通らない道を走り、初めての景色に出会い、新たなレストランやカフェを開拓する。自転車やバイクが好きという人にとっては仕事を超えた楽しさもあるだろう。

(ライター 和田亜希子)

MONO TRENDY連載記事一覧
MONO TRENDY連載記事一覧