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乃木坂46の堀未央奈が映画初主演 やっぱり私は女優

日経エンタテインメント!

2019/7/5

2013年3月に2期生として乃木坂46に加入し、同年11月、シングル『バレッタ』のセンターに抜てきされて脚光を浴びた堀未央奈。その後、選抜落ちを経験するなど苦労人として知られる堀が、『ホットギミック ガールミーツボーイ』(以下、『ホットギミック』)で映画初出演にして初主演を飾った。白羽の矢を立てたのは、小松菜奈と菅田将暉を主演に迎えた『溺れるナイフ』(16年)でメジャーデビューした新鋭・山戸結希監督だ。

1996年10月15日生まれ、岐阜県出身。2013年に乃木坂46に加入。17年より雑誌「ar」のモデルとしても活躍。映画好きで知られ、14~18年に読売中高学生新聞に「ホラー映画入門」を連載。19年には日本ブルーレイ大賞アンバサダーに就任した(写真:アライテツヤ)

「お話をいただいたときに、まずはお会いして、お話しすることになりました。山戸監督は乃木坂46の『ハルジオンが咲く頃』(16年)のミュージックビデオ(以下、MV)を撮られていたのですが、私は監督の作品が大好きで──小松菜奈ちゃんが好きというのもあって『溺れるナイフ』を映画館に見に行ったんですが、映像や音楽に普通の恋愛映画では感じえなかった感情を抱かされ、『山戸監督ってどういう方だろう』とずっと気になっていたんです。

だから、2年ぶりにお会いしたときは、緊張と同時にうれしくて。1対1で、1人の女性としての思いや映画についてお話しできて、最終的には『作りたいもの、見えてるものが一緒だね』と言っていただき。そこがスタートでした」

山戸監督は堀の起用理由について「MVでご一緒したとき、端にいたのに強く印象に残っていました。撮られることへの渇望、真剣さの純度…。一番距離が遠いはずなのに訴えかけてくる力がありました」と話す。それを伝えると…。

「本当ですか、うれしい!(笑)。『ハルジオンが咲く頃』は、私が選抜復帰したばかりで、3列目の端にいて、『乃木坂46って何なんだろう?』『自分には何があるんだろう』って葛藤していて…そういうもやもやを見抜いてくれたんだと思います」

■監督と一緒に戦う気持ちで

原作は相原実貴の少女マンガで、堀が演じたのは主人公の成田初。口は悪いが優しい亮輝(清水尋也)、幼なじみのモデル・梓(板垣瑞生)、幼い頃から守ってくれた兄の凌(間宮祥太朗)という3人の男性との間で揺れる高校2年生だ。ナチュラルなたたずまいで、みずみずしい演技を見せる。

「3人の男の子の間でキュンキュンしてしまう気持ちも、自信がなくて意味もなく自分を追い詰める心情も、男の子と出会って強くなっていくところも…食い入るように原作を読みましたが、この物語は初ちゃんの1から100までの変化が描かれていて、そんな初ちゃんにとても共感できました。

この作品の前、『ザンビ』というドラマ(19年1月期)で初めてちゃんとお芝居をしたんです。そのときに『演じるってこういうことなのかな』って分かってきたところがあり、『ホットギミック』でもその経験が生かせました。亮輝とも、凌君とも梓とも、目の前の人たちと『向き合う』。余計なことを考えずに、楽しみつつも『浸る』。役についても分からないことはほとんどなかったです」

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