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キウイ兄弟のアゲリシャスダンス CM好感度で最高位 2019年5月度 CM好感度月間ランキング

日経エンタテインメント!

2019/6/30

CM総合研究所が発表する5月度の銘柄別CM好感度ランキングで、ゼスプリインターナショナルジャパン(以下ゼスプリ)のキウイフルーツのCMが10位にランクイン。キウイのキャラクターであるキウイブラザーズが、2000年代前半に流行したダンスミュージック『恋のマイアヒ』のメロディーに乗せて「♪キウイ食って アゲリシャス」などど歌い踊る新CMが主に女性から支持を集め、自己最高位を記録した。

ゼスプリインターナショナルジャパンのキウイフルーツの新CM「アゲリシャスダンス」編。キウイブラザーズが『恋のマイアヒ』のメロディーで軽快なダンスと歌を披露する
CM総合研究所調べ

キウイブラザーズが登場するCMシリーズは今年で4年目。5月10日から始まった新作「アゲリシャスダンス」編では、スーパーマーケットの店頭でキウイブラザーズが軽快な歌とダンスを披露。「アゲリシャス」という言葉に首をかしげるバナナのキャラクターに歩み寄り、「♪気分をアゲる デリシャスなキウイ」と歌にのせて、その意味を教えるという内容だ。

電通クリエイティブディレクターの北田有一氏は、「これまではキウイフルーツの栄養や完熟した時の甘さなど、基礎的な内容を知っていただくことに注力してきました。キャンペーンも4年目に入り、一般的な知識ではなく、キウイを食べた後に感じる『ユニークな高揚感』を通して、エモーショナルなつながりをつくりたいと考え、今年のキャンペーンを開発しました」という。

まず「アゲリシャスダンス」編では、アゲリシャスというフレーズとそれを覚えやすくする歌とダンスを紹介。『恋のマイアヒ』を原曲にした理由はこうだ。「『アゲリシャス』という新しい感情を表現する言葉をテレビCMで紹介するにあたって、覚えやすくする歌が必要だと考え、その言葉の気分に合う楽曲を探しました。新しい言葉なので、曲までも誰も知らない新しい曲だとパワーが足りないため、替え歌にしようと決め、ここ30年くらいではやった曲を1000曲以上は聞いたと思います。最終的にテスト映像にしたときに『恋のマイアヒ』が持つ高揚感がキウイフルーツのイメージにぴったりだったので選びました」(北田氏、以下同)

CMではCGを使わず、コマ撮りの手法にこだわり、パラパラ漫画のように1カットずつ撮影して、かわいらしいアナログな印象になるよう工夫した。「特に今年のCMでは、かなり難しい踊りを人形で再現しています。『アゲリシャスダンス』編は歌い方が優しくなるところの表現力が見どころです」

CMの反響は大きく、ツイッターの反応は例年の10倍以上のツイート数に。スーパーのキウイフルーツ売り場で踊ったり歌ったりしている子どもも多く見られ、運動会や結婚式で流したいという問い合わせもあるそうだ。

CM好感要因をみると、「音楽・サウンド」がトップで、「出演者・キャラクター」「ユーモラス」「かわいらしい」と続く。調査モニターのコメントには、「キウイが歌って踊っている」「アゲリシャスダンスが印象的」と、ほとんどのコメントに歌とダンスやアゲリシャスのフレーズが書かれており、CMソングのインパクトが強かったことがわかる。CMの主な支持層は、主婦をはじめとする女性と小学生の男女だ。

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