大人にとってデニムはなくてはならない存在ですが、一歩間違うと“フツー”に陥るリスクも……。てなわけでLEON.JPが脱フツーを実現するモテるデニムコーデを考えてみました。
大人のコーデにとってなくてはならないデニムですが、選びもこなし方もバリエは星の数ほどあるわけで……。そこでLEON.JPが今モテるデニムコーデの方程式を考えてみました。
まず、選びですが、シルエットはスタンダードなきもち細身のストレート。で、色落ち具合は、濃いリジッドでもなく、薄すぎるアイスブルーでもなく、丁度イイ塩梅のインディゴブルー。ダメージ具合も控えめで。こなれ感とクリーンさが感じられるデニムが理想的です。つまり、デニムの味わいは欲しいけど、汚らしくならないように気をつけるということ。
こなしは上品さがキーワード。ジャケットやニットカーデ、白のナイロンブルゾンなんかを合わせて、小僧とは一線を画するクラス感を演出しましょう。ボーダーや差し色で春夏らしい季節感を演出するのもお忘れなく。
◆着回し実例1
スキッパーポロで旬の紺ブレをさらっとこなす
オリジナルのセルビッジデニムが使用されたヤコブ コーエンのプレミアムラインの一本は、ハイグレードなメタルやヘアカーフのパッチなど、ラグジュアリーさ満点。シルエットは定番の「J622」で、細すぎないバランスのいいスリムシルエットときもち浅めの股上が特徴です。こなしは、旬のネイビーブレザーを合わせつつ、インナーは軽さを演出するべく同色のスキッパーポロをチョイス。ボーダーのニットカーデを肩掛けして春夏らしさを演出しました。
◆着回し実例2
差し色カーデ×白シャツで大人の知性をアピールする
ジャケットを着るほどかしこまらなくていいときは、ニットカーデが重宝。単色だとこなしがあっさりしすぎるので、差し色効果のあるこんなマルチカラーストライプを選ぶのも賢い手です。大人っぽさを演出するべくインナーにはホリゾンタルカラーの白シャツをセレクト。オーバルの眼鏡やスエードのタッセルスリッポンも知的なイメージを強める格好の小道具です。
◆着回し実例3
マリンカラーを駆使して上品な爽やかさをアピール
デニムを爽やかかつ上品にこなす最大の秘訣、それはマリンカラーを使うこと。たとえば、衿にトリコロールカラーが配された白のナイロンブルゾンを合わせて、インナーにはボーダーのカットソーをイン。でもって足元には軽快な白スニをチョイス。全身の色数を抑えているため、華美な印象はなく、イメージはあくまで上品。日焼けした小麦色の肌に映えそうな着こなしです。