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定額制ビジネスに転職の好機 サービス開発でニーズ エグゼクティブ層中心の転職エージェント 森本千賀子

2019/6/21

■事業開発やプロダクトマネジャーのニーズが増加

サブスクリプションのビジネスモデルは安定した収益を挙げられることや、囲い込んだ顧客に新サービスの提供を上積みしていけることなどメリットが多く、大手企業でもサブスクリプションモデルのサービス開発に取り組んでいます。投資家やベンチャーキャピタルなどとしても、収益性の高さから、サブスクリプション型のベンチャー企業への投資を決断しやすいというわけです。

こうしたサブスクリプションモデルのビジネスは、それほど複雑であるわけでも、難易度が高いわけでもありません。そして、誰でも使えるサービスであるほど、広がりやすいともいえます。

では、今、成功を収めている企業の勝因はといえば、「どこよりもいち早くリリースした」ということを強みに市場を獲得しているケースが多くみられます。サブスクリプションサービスのジャンルの裾野がどんどん広がりつつある今、企業ではサービス開発を加速させており、そのための人材獲得に乗り出しています。

では、サブスクリプション型のベンチャー企業では、どんな採用を行っているのでしょうか。傾向としてみられるのは、「すでに持っているプロダクトをさらに磨き、サブスクリプションモデルとしてリリースを目指す」というフェーズにある企業が事業開発、プロダクト開発、プロダクトマネジャーなどのポジションの人材を求める動きです。

その会社ならではのコアコンピタンスや顧客に提供できる価値などを見極め、他社と差別化を図り、UI(ユーザーインターフェイス)/UX(ユーザーエクスペリエンス)などを際立たせながらビジネスに落とし込んでいく――そんな役割を担います。

このポジションの採用ターゲットとなるのは、同じようなストック型ビジネスモデルの企画・開発経験者はもちろんのこと、その運用を手がけていた営業マネジメント経験者なども含まれます。顧客のニーズや課題を吸い上げながらプロダクトを創り上げていくという点で、営業経験も生かせるのです。

キーワードとなるのは「プロダクト・マーケット・フィット(PMF)」。顧客から求められているものは何かを考え、プロダクト・サービスの内容、価格帯、UI/UXなどを試行錯誤しながら作り込んでいき、市場にフィットさせていくプロセスのことです。

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