スピーカーにLED電球… 100均で買えるAV・家電品

パソコンやスマホで音楽を楽しんでいる人も100均グッズは要注目だ。パソコンの内蔵スピーカーの音質が悪かったり、ボリュームを最大にしても音量が小さいと感じたりといった悩みを手軽に改善できる。また、独立型イヤホンの紛失対策などもできる。
ダイソーの「USBミニスピーカー」は、300円という低価格ながらパソコンの音質を改善できると評判だ。パソコンのイヤホンジャックとUSBケーブルに挿すだけで動作する。本体のツマミでボリュームを調整できるのもうれしいポイントだ。

完全独立型のワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッズ)」の利用者には「落下防止ストラップ」が必見。ケーブルレスの「紛失しやすい」という弱点を克服できる。左右のイヤホンをストラップにはめ込み、使わないときは首に掛けておける。


お風呂用の防水スピーカーも600円。ブルートゥースで接続したスマホやパソコンの音楽などを再生できる。底面が吸盤になっており、浴室の壁などに押し当てることで固定できる。本体のボタンで再生や停止、音量調整などの操作もできる。

CDとDVDは2枚で100円、書き換え可能なBD-REもある
記録用の光ディスクも100均ショップの定番商品。ダイソーなら音楽用のCD-Rやテレビ番組録画用のDVD-Rは2枚セット、ブルーレイ(BD)は1枚のバラ売りで、すべて100円で販売されている。

量販店によくある50枚入りなどのセット品と比べると1枚当たりの単価が高くなるものの、コンビニで買うよりははるかに安い。ほかの人にすぐデータを渡したいが、光ディスクのストックがないときなどの急場しのぎには重宝する。ブルーレイの「-R」「-RE」の違いは書き換えが可能かどうか。「-R」は1回記録したら終わりだが、「-RE」はデータを消して繰り返し利用できる。
コスパの高さNo.1! 40ワット相当の明るさが100円で手に入る
寿命が長く消費電力が低いLED電球が100円で買える。電球色と昼白色の2種類を用意。E26の口金に対応し、ダウンライトや洗面所などの照明器具に取り付けて利用可能だ。


量販店の製品と比べても性能面で負けていない。光の強さは485ルーメンで、白熱電球の40ワット相当の明るさになる。広配光タイプなので部屋の中で明るさのムラができにくい。1万5000時間の利用が可能で、1日中点灯させても2年間近く使い続けられる。
それでいて100円という安さは魅力。スーパーなどでは同等の製品が1000円以上することもあり、ほかの100均の製品と比べてもコスパが高い。売り切れが続出しており見つけたらすぐに買いたい。
[日経PC21 2019年7月号掲載記事を再構成]
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