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ヒットを狙え

世界に1つの靴下が作れる 無印良品が店舗に編み機

日経クロストレンド

2019/6/3

靴下工房。中に設置された編み機が目を引く(写真:梶塚美帆、以下同)
日経クロストレンド

2019年3月16日オープンの錦糸町パルコの4階に、ワンフロアでは関東最大級の売り場面積を持つ無印良品が開店した。注目は店内に導入された、無印良品のロングセラー商品「足なり直角靴下」を作っている編み機。これを使って、オリジナルの靴下が作れる「靴下工房」というサービスを始めた。

■「靴下」を商品として強くしていきたい

紳士、婦人、子供用の全7サイズと、グレーとチャコールの2色から選べ、設置されたパソコンで絵を描けば、靴下にプリントすることができる。税込み価格は無地が1足400円、柄入りが同600円となっている。

柄は、白・黒・赤・青・緑・黄の6色を使って描くことができる

サービスがスタートすると、たちまちSNSで話題になった。同サービスの狙いを、良品計画衣服・雑貨部雑貨担当カテゴリーマネージャーの石川和子氏はこう語る。

「無印良品には『直角靴下』という人気商品があり、靴下に力を入れている。店舗に編み機を導入して製造販売するのは、イベント以外では初の試み。靴下を商品として強くしていきたいという思いから、編み機を導入した」(石川氏)

靴下工房の中に設置された大きな編み機

特にターゲットは絞っておらず、普段から無印良品を利用しているあらゆる年代の人に向けてスタートさせたとのこと。オープンから1カ月ほどたった時点で、30~40代の女性の利用者が多いという。プレゼントとしてのニーズも高く、子供と一緒に来店し、「パパだいすき」と描いた靴下を作る、といったこともあるそうだ。

実際に出来上がった靴下を渡されたお客から、感動の声が上がることも。いずれはオーダーメードに近いサービスにしていきたいという。「一人ひとりに合ったサイズとデザインを提供できたら」と話す石川氏。次のステップとして、丈のバリエーションを増やしていく考えだ。

店内に設置されたパソコンで絵を描く
こちらが完成した靴下

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