2019/4/28
ノイマイヤー基地の温室と測候所のかなたに日が沈む。猛吹雪により視界が著しく低下したときに科学者らが手探りで歩けるように、2つの建物はフェンスでつながれている(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
ノイマイヤー基地の温室で収穫された野菜が棚に並ぶ。さながら南極野菜の即売所だ(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
温室で栽培できる60種類の植物の種。「どれを育てるかは科学者が決めます。食べたいものを育てられます」とホルバート氏(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
他国の科学者がノイマイヤー基地を訪れることもある。米国フロリダ大学の研究教授アナ=リサ・ポール氏が、特殊なカメラを使って温室内のコールラビの健康状態を調べている。ホルバート氏によれば、カラースケールを使っているのはカメラの色調整のため(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
温室のコールラビを手に取り、根の全体を見せるアナ=リサ・ポール氏(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
スイスチャードの根を大写しにしたところ。この温室ではすべての野菜が空中栽培されている(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
植物の世話は、ベルリンにあるドイツ航空宇宙センターのコントロールルームから遠隔操作で行われている。プロジェクトリーダーのダニエル・シューベルト氏がコンラッド・ツァイドラー氏と温室での最新の収穫プロセスについて話し合っている。奥ではマティアス・アーベルン氏(左)とアディティア・アモンカー氏がセンサーの最新データをチェックしている(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
間食休憩を取るアルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所のエンジニア、マーロン・ウルボート氏と、温室で穫れた野菜を調理する料理人ユリア・ライク氏(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
ユリア・ライク氏が温室で穫れたキュウリを刻む(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
ノイマイヤー基地の温室の植物はすべて空中栽培されるため、種はキューブ状の岩綿(鉱石を溶かして作った羊毛のような繊維)に植えられる。ホルバート氏によれば、藻類が生えるのを防ぐため、キューブはチーズのコーティングに使われる黒いワックスに浸されるという(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)
温室の園芸技術者マルクス・ドーン氏が、種まきに使う岩綿のキューブを準備している(PHOTOGRAPH BY ESTHER HORVATH)

(文 Catherine Zuckerman、写真 Esther Horvath、訳 山内百合子)

[ナショナル ジオグラフィック 2019年3月20日付記事を再構成]