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初心者女子の投資信託 慌てず焦らず長い目で

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NIKKEI STYLE

日経ウーマン

このところ、働く女性たちから「投資信託を毎月積み立てでコツコツ買っていたら、最近の株価マイナス局面で元本割れ状態。長期で運用するつもりで投資を始めましたが、ほったらかしのままで本当にいいのか、不安です」とよく相談されます。

個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)、積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)と、税金面でお得な制度が話題になったこの1~2年に投資信託の積み立てを始めたなら、元本割れ状態の人が多いはず。

実は、私もそのひとり。2018年6月に、つみたてNISAで毎月3万3333円の投信積み立てを開始。19年3月の報告書では元本33万3330円に対し、評価額は6830円のマイナスでした。投資対象は日本株で、昨年10月に発生したアメリカ株の大暴落をきっかけとした世界同時株安の影響をもろに受けています。

さて、私の心境はというと……、全く気にしていません。むしろ、ここ数年の日本株はずいぶん値上がりして割高だと思っていたので、少し下がった状態で毎月積み立てられるなら、長期的に見て利益が出そう、しめしめとほくそ笑んでいます。

投資信託を毎月一定額ずつ積み立てれば、価格が高いときは買える口数は少なく、反対に安いときは買える口数が多くなります。このため、高値づかみをすることが少なくなり、長い目で見ると平均購入価格を下げることができるといわれています。また、価格が安い時期がないと、利益が出にくくなる傾向が。だからこそ、今は「買える口数が増えている」と喜んでいいのですよ。

長期で見れば、株価下落はチャンスに

日経平均株価を例に、過去の株価の動きを見てみましょう。編集時点(19年4月9日終値)の株価は、2万1803円。過去2年間で振り返ると、高値水準は2万4000円前後で、安値水準は1万8000円台。今よりも安いときがあったことが分かります。

過去5年間だと、高値水準は同じですが、安値水準は1万3900円台。過去10年ですと、リーマン・ショックの影響で8000円を下回るときもあったのです。日経平均株価チャートはネットですぐに見られるので、ぜひ確認を。長期スパンで見ることが大事ですよ。

というわけで、今一番やってはいけないことは、やみくもに「元本割れ、いや~、怖い」と売ってしまうことです。株価は循環的に上がったり、下がったりするもの。その影響で投資信託が一時的に値下がりしているときは、売りどきではありません。下落は気にせず、値上がりをじっと待つのが得策です。

特に日経平均株価など、株価指数(市場平均のこと)と同じような値動きをするインデックス型投信なら、目標とする株価指数が上向きになれば、その投信の価格も同じように上がります。手数料も安いので、長期の積み立て投資に最適です。

反対に手数料が高め(保有する投信の資産残高に対してかかる信託報酬が、税抜きで年率1.2%以上くらい)のアクティブ型投信といわれるタイプで積み立てているなら、要注意。高い手数料の投信は、長期の積み立て投資には不向きです。価格が戻ったところで見直しを検討するといいでしょう。

投資は「買って、持って、売って」ひと通りの経験です。株価が下がったときこそ、「何が原因で値下がりしたのだろう」と興味を持ってニュースをチェックしましょう。今は経験を増やすいいチャンスです。

今回の回答者

深田晶恵さん
ファイナンシャルプランナー。株式会社生活設計塾クルー取締役。外資系電機メーカー勤務を経て、1996年にFPに転身。現在は、特定の金融商品を販売しない独立系FP会社生活設計塾クルーのメンバーとしてコンサルティング業務を行うほか、雑誌等の原稿執筆、講演などを手がける。近著に『45歳、結婚3年、お金オンチの私にもわかるように家計と老後のことを教えてください!』(ダイヤモンド社)。

[日経ウーマン 2019年5月号の記事を再構成]

日経ウーマン 2019年 5 月号

出版 : 日経BP社
価格 : 680円 (税込み)

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