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津田大介のMONOサーチ

津田大介 移動オフィスになるキャンピングカー求めて

2019/4/17

津田大介氏が「移動オフィス」になるキャンピングカーを求めて「ジャパンキャンピングカーショー2019」を取材した

ジャーナリストの津田大介氏が気になるモノやサービスに迫る「津田大介のMONOサーチ」。今回は、幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2019」を取材した。車内で快適に仕事をするための「移動用オフィス」として、キャンピングカー購入を真剣に検討しているという津田氏が注目したモデルは?

■幅広い世代で関心が高まっている

近年、キャンピングカーが大きな盛り上がりを見せている。一般社団法人「日本RV協会」の調査によると、2016年に国内のキャンピングカー保有台数は10万台を突破。売上金額は17年時点で424億6975万円に達したという。これは11年(210億9206万円)の倍以上。過去最高額を毎年右肩上がりで更新している。

その人気の理由について、「好きな時にどこへでも行けて、その場で寝泊まりできるキャンピングカーの自由度の高さに注目が集まっている」と説明してくれたのは日本RV協会事務局長の矢久保達也氏。ファミリーや定年退職後の夫婦、釣りや音楽などの趣味を楽しむための一人利用など、幅広い層で需要が増えているそうだ。

僕がキャンピングカーに興味を持ったきっかけは、取材の移動中や宿泊先でも快適に仕事をしたいと思ったから。泊まりがけの地方取材などに車で行くことが多いため、机や電源などを備えたキャンピングカーを「移動オフィス」として活用できれば、スタッフも含めて、効率よく仕事ができると考えたのだ。

実際、矢久保さんによるとビジネス面での需要も増えつつあるという。そこで実際にどんなキャンピングカーがあるのかを知るため、矢久保さんの案内で「ジャパンキャンピングカーショー2019」を見学してみることにした。

幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2019」には、海外も含めて70社、310台のキャピングカーが集結、上から見下ろすと壮観だ

■「買う気」で来ている来場者たち

会場となる幕張メッセに足を踏み入れて驚いたのは、その活気だった。会場には国内外70社、310台のキャンピングカーが展示されているのだが、老若男女さまざまな世代の人たちが、熱心に展示車を見ていた。真剣な表情や会話から、ひやかしではなく実際に購入するためのリサーチに来場していることが伝わってくる。

会場に犬を連れた人たちが多いことにも驚いた。展示会のイベント会場内に犬が入れること自体珍しいと思うが、矢久保氏に聞くと、10年ほど前からペットの同伴入場を許可しており、「今ではペットと来られないイベントのほうが珍しい」。ペットがいて新幹線や飛行機に乗って長距離旅行を諦めていた人でも、キャンピングカーなら高速のサービスエリア(SA)や道の駅などを利用しながら旅することができるというわけだ。

個性的なキャンピングカーがあるのも面白かった。キャンピングカーに楽器セットを積んで練習スタジオにしてみたり、筋トレ用のマシンを設置してトレーニングルーム的に仕上げたり。さまざまな使い方提案を見ながら、キャンピングカーの盛り上がりを実感することができた。

会場にはトレーニングマシンを入れたり(写真上)、ドラムセットを設置したり(写真下)と趣味に特化して内装をアレンジしたキャンピングカーも展示されていた。見ているだけで楽しめる

■SAや道の駅を上手に活用

いくつか種類があるキャンピングカーの中で、僕が気になっているのは「バンコン」と呼ばれるタイプだ。「バンコンバージョン」の略で、「バン」を「コンバージョン(改造)」した車だからバンコン。ちなみにキャンピングカーと聞いて多くの人がイメージするだろう運転席の上まで居住スペースがせり出しているタイプは「キャブコン」という。運転席の下にエンジンがある「キャブオーバータイプの小型トラック」を改造したという意味だ。

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