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パナソニックのプロ用タフミラーレス 高性能で隙なし

2019/4/2

LUMIX S1RにLUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.を装着。堂々としたスタイリングは信頼感の証しである。ボタン、ダイヤル類の大きさ、配置がとても使いやすい

カメラやレンズの小型化に有利なマイクロフォーサーズ規格を推進していたパナソニックから、ついにフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S1」「同 S1R」が登場した[注]。ライカが開発した「Lマウント」を採用。「プロフェッショナルユーザー」を対象としており、剛性感高いボディと先進的な機能が注目の1台だ。今回は高画素モデルの「S1R」を取り上げてファーストインプレッションを報告する。

[注]マイクロフォーサーズのセンサーは約17.3×13mm、フルサイズは約36×24mm。面積は4倍近くになる。

■最先端行く基本性能

S1とS1Rの主な違いはセンサーの画素数で、S1の2420万画素に対してS1Rは4730万画素。4730万画素は現状のデジタルカメラの中でトップクラスとなる。光学ローパスフィルターがなくシャープな描写が特徴で、標準ISO感度100から25600まで使用可能となっている(拡張で50から51200)。映像エンジンはLUMIXシリーズで定評のある「ヴィーナスエンジン」。プロの要求に応えるべく、画質、オートフォーカス、書き込み速度などあらゆる動作の高速化などを担っている。

このS1Rは有効約4730万画素のフルサイズセンサーを搭載している。兄弟機のS1は有効約2420万画素となる。外見上の違いはほとんどない

もちろんボディー内手ブレ補正機能も搭載している。レンズ内手ブレ補正機能と連動制御する機能があり、最大6段もの手ブレ補正効果がある。これによって撮影はとても楽になるはずである。また、手ブレ補正用にセンサーを動かす仕組みを使って8枚連続撮影し、カメラ内合成処理をして187メガピクセル相当の写真を生み出す「ハイレゾモード」も搭載されている。

マイクロフォーサーズのLUMIX Gシリーズで培ったオートフォーカス「空間認識技術(DFDテクノロジー)」もさらに進化している。左右の眼に対応した瞳認識はもちろん、人体認識や動物認識(鳥、イヌ、ネコ)も備える。実際にカラスを撮影して試したが見事なまでに追従してくれた。これには驚いた。ほかにも柔軟なAFエリアの設定など、「撮る道具」としてよく考えられているカメラだと感じた。パナソニックのお家芸である高速連写機能「6K/4Kフォト」機能も備えている。6Kフォトでは約1800万画素で秒間30コマ、4Kフォトでは約800万画素で秒間60コマの高速連写が可能だ。

電子式ビューファインダーは約576万ドットととても高精細で、応答速度も速く被写体を細かく確認できた。倍率を調整できる点も見逃せない。メガネをかけたフォトグラファーでも画面の隅々までチェック可能になっているのがうれしい。

液晶モニターは3軸チルト式を採用。横位置だけでなく、縦位置でもチルトが可能なのでより自由なアングルで撮影ができるだろう。もちろんタッチ対応なので画面に触れての撮影もOKだ。

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