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岡山天音、若き名脇役 連ドラ主演で新たなステージへ

日経エンタテインメント!

2019/3/26

2016年頃から年間7~9本の映画に出演し続けている岡山天音。同じ94年生まれでも、山崎賢人や吉沢亮とは一線を画す立ち位置で存在感を示してきた。NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』(17年)での、緑のベレー帽をかぶった陽気なマンガ家、と言えば思い出す人も多いだろう。『ゼロ 一獲千金ゲーム』(18年)など、連ドラのレギュラー出演も増えてきた。

1994年6月17日生まれ、東京都出身。09年『中学生日記』出演をきっかけに、俳優活動を開始。公開中の映画『きばいやんせ!私』のほか、4月12日スタートの『東京二十三区女』(WOWOW)第6話に出演。5月13日スタートの『ヴィレヴァン!』(メ~テレ)に主演(写真:橋本勝美)

名脇役の印象が強かったが、「MBS/TBSドラマイズム」で放送された『ゆうべはお楽しみでしたね』では本田翼とW主演。オンラインゲーム「ドラゴンクエストX(テン)」で知り合ったギャル系女子のみやこ(本田)と、シェアハウスすることになってしまったアニメイト勤務のオタク男子・たくみを演じた。「あったかい現場でしたね。撮影に入る前にはアニメイトに行って、本棚の陰から店員さんの様子を眺めたりしました。ゲーム上で顔を知らないまま出会って、普通だったら絶対に交わらないタイプの2人がちょっとずつ理解していくところが魅力だと思ったので、そこは丁寧に表現しようと心掛けました」。

■1作品ごとに衝撃がある

09年に『中学生日記』に出演し、「撮影をもっと経験してみたい」と思い、事務所に所属した。これまでに携わった作品数は、同世代の中でも群を抜く。「1作品ごとに衝撃をもらい、毎回脱皮している感じがあるんです。役へのアプローチも、現場で新しく照らしてもらったりするので。『ひよっこ2』(3月25~28日19時30分からNHK総合で放送)の撮影のとき、約1年たっていたから、役に向かう感覚が全然違って。意識していなかったけど変化していることを実感できましたし、だからこそ楽しい。苦しい瞬間もあるけど、それもちゃんと味わおうと思っています」。

もう1作、放送中の『I"s(アイズ)』(BSスカパー!)では単独主演している。19年はまた新たなステージへと歩を進めそうだ。

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2019年3月号の記事を再構成]

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