持ち運び便利・机の上で省スペース…技あり文具11選

日経トレンディ

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ビジネスパーソンの働き方が大きく変わるなか、文房具にも新たなトレンドが生まれている。最近は複数の企業で利用するシェアオフィス、社員の席を固定しないフリーアドレス、リモートワークが普及。居場所を変えながら仕事をする「ノマドワーカー」と呼ばれる人も増えた。そこで、どこででも効率的に仕事をするための文房具が次々と生まれている。

書類や小物をコンパクトに持ち運び

ポイントは2つ。業務に必要な書類やツールをまとめて、コンパクトに持ち運べること。そして、狭いスペースでも快適に使えることだ。この2つの要素を満たす、ど真ん中の商品が「オルトナ キャリングプレート」(リヒトラブ)。A4サイズのバッグインバッグで、ノートパソコン、書類、小物類を整理して収納可能。これさえ持ち歩けば、どこででも業務ができる。

「オルトナ キャリングプレート」(リヒトラブ)。実勢価格3000円(税別)。自立するので、バッグから取り出してテーブルの上に置けば、すぐに業務が始められる。ハンドルが付いており、これだけを持ち運ぶことも可能だ

これだけなら普通のバッグインバッグとそう変わらないが、下部のボタンを外すと、底が広がって自立するのが最大の特徴。机の上に置いてもスペースをあまり取らず、必要な小物類をすぐに取り出せる。逆に上部のボタンを外すと、内側の書類ポケットにアクセスできる。

ただ、多彩なポケットを備えるが、筆記具を入れるスペースは少なめ。さまざまな筆記具を持ち歩くなら、「フリオ スタンドロールペンケース」(キングジム)もお薦め。巻物状のペンケースを広げ、上部を折り返すとスタンドに早変わり。しっかりと自立する。

「フリオ スタンドロールペンケース」(キングジム) 実勢価格1800円(税別)
広げてから上部を裏に折り返しマグネットで留めると、スタンドとなって自立する。デスクの上でスペースを取らず、ペンなどを取り出しやすい。持ち運び時に中身が落ちないよう、フラップも付いている

また同社から2月末に発売されたばかりのペンケース「オクトタツ」も技ありの一品。省スペースでペンが探しやすい縦型ながら、倒れないとうたう。底面の吸着パッドで机に密着するのに加え、内蔵されている衝撃低減バネで、ペンを取り出すときなどにかかる衝撃を減らせる。

「オクトタツ Mサイズ」(キングジム)。実勢価格1200円(税別)
縦型ペンケースは倒れやすいのが玉にきず。底面に吸着パッドがあり、机に密着。さらに衝撃低減バネも内蔵されており、ペンを取り出すときに引っかかっても倒れるのを防ぐ

一方、書類が多い人に便利なのが「ドキュメントバッグ〈カタス〉」(コクヨ)。ファスナーを開けて広げるとファイルボックスになる書類ケースだ。A4クリアファイルを立てて入れておくことができ、書類を簡単に探せるのがメリット。

「ドキュメントバッグ〈カタス〉」(コクヨ)。実勢価格2800円(税別)。A4クリアフォルダーサイズまで収納できる書類バッグ
ファスナーを開けて広げると、自立するファイルボックスに。「自立するので、書類を探しやすく省スペース。収納した資料が倒れないための仕切りもあり、すっきりと片付けができる」(ロフト)

ファイルにも省スペースの波が押し寄せている。リヒトラブから1月に発売された「ツイストリングオルクル」は、2穴リングファイルながら表紙が折り返せるのが特徴。さらにリングが可動するので、とじた書類が折れ曲がる心配もない。こういったファイルには片面印刷の書類をとじることが多く、左ページがデッドスペースになっていた。折り返すことで、狭いスペースの有効活用になる。

「ツイストリングオルクル A4」(リヒトラブ)。実勢価格420円(税別)。書類の多くは片面印刷。リングファイルにとじると見開きの左側が無地になりスペースの無駄だ。このファイルは表紙が折り返せるうえ、書類が折れ曲がらないリング機構を使用
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