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純烈 「晩年の青春」に華を添えるグループになりたい

日経エンタテインメント!

2019/3/11

スーパー銭湯を主戦場にムード歌謡を歌い続けている純烈。2018年末には『NHK紅白歌合戦』に初出場し、意気揚々の新年にはるはずだったのが、メンバーの不祥事で状況が一転。だが、これまでと変わらない姿勢で前に進むと決めた彼ら。その思いとは。

メンバーは白川裕二郎(左上)、小田井涼平(右上)、酒井一圭(左下)、後上翔太(右下)(写真:中村嘉昭)

1月9日にメンバー友井雄亮の不祥事が発覚。その2日後、友井は芸能界引退を発表した。1月15日には、他のメンバー4人が会見。ちまたでは「活動休止? 解散?」といった声も上がっていたが、「これから全国にお礼を言いに行こうという矢先だったので、そのお礼を言えないということは自分の中ではありえない。純烈が解散することはありません」。リーダーの酒井一圭は、そう断言した。

日経エンタテインメント!では1月7日に彼らを取材。これまで培ってきたファンとの距離、描いているグループ像など、率直な思いをいろいろ話してもらった。これまでと変わらない姿勢で前に進むと決めた彼らの言葉として、ここに掲載したい。

『紅白』が終わったその足で、彼らは草加・東名厚木・相模の健康センターを凱旋した。しかし1カ所目である草加の前に、酒井はメンバー白川裕二郎の結婚報道が出ることを知らされる。記憶がないほどの慌ただしさのなか、一気に現実に引き戻されたと言う。

■今まで聞かれなかったことが

酒井一圭 1975年6月20日生まれ、大阪府出身。AB型。186センチ。コーラス。01年、『百獣戦隊ガオレンジャー』にガオブラック役で出演。以降、プロレスラー、イベントプロデューサーを経て07年純烈を結成。ノリで動いているように見えて実はかなりの戦略家(写真:中村嘉昭)

酒井一圭 紅白後も密着取材があって、すぐ着替えて30分やったらまた着替えて移動して…の繰り返しでした。その途中、草加の前に「白川の結婚報道が出るので記事を確認中」とマネジャーから言われまして。僕らとしてはどういう形で出るのか見てみないと的外れなリアクションになると思ったので、最後の相模に行く時にコンビニで新聞を買って確かめました。(白川の結婚を)隠してたわけではないんですよ。ファンの中にはご存じだった方もいると思います。白川も聞かれたら答えていただろうけど、今まで聞かれなかった(笑)。名前が知られるようになると、いろいろほじくり返されるんだなと思いましたね。

ただ、ショックを受けるお客さんもいらっしゃるでしょうし、一つ間違えばグループが終わるかもしれないと思ったので、どう発表するかは僕にとってある意味、『紅白』より勝負でもありました。かと言って取りつくろうつもりもなかったので、セットリストから1曲抜いて、お客さんの前で新聞片手に僕が本人に直撃して――。

白川裕二郎 1976年12月11日生まれ、神奈川県出身。A型。184センチ。リードボーカル。力士から俳優に転身し、02~03年『忍風戦隊ハリケンジャー』にカブトライジャー役で出演。純烈のセンター兼ビジュアル担当として、普段から顔のお手入れに余念がない(写真:中村嘉昭)

白川裕二郎 何人かは泣かれている方もいらっしゃいましたけど、おおむね「そうだよねー」という感じでした。「同性愛じゃなかったんだ」と言われたり(笑)。

一同 ははははは!

白川 僕が男好きなんじゃないかという疑惑が一時期ファンの間であって。握手したお客さんの中には、「男好きじゃなくてよかった、裕ちゃん…」と言う方もいて、ちょっと複雑な気持ちでしたね(笑)。

酒井 以前、ある先輩歌手の方から「リーダーって、世の中的にグループにいいことがあった時にはぐちゃぐちゃだから」と言われたことがあるんです。「でもそのぐちゃぐちゃが済んだらまたいいことがある」とも。確かに僕はみんなが「よっしゃーっ!」って言ってる時は次のことを考えないといけないから、素直に喜べなかったりするんですけど、逆にみんなが大変なとき、次は必ずいいことがあるという気持ちになる。今回すごくそれを感じました。

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