U22

キャリアをつくる

若手社員「就活やり直すなら商社・金融よりメーカー」 入社1~3年目のキャリア意識調査(上)

2019/3/1

もう一度、就職活動をやり直すなら金融や商社ではなくメーカーに入りたい――。学生サイトU22開設に際し日本経済新聞社は就職情報大手のディスコ(東京・文京)と共同調査を実施、入社1~3年の社員に就活をやり直すならどの企業に入りたいか聞いた。1位はトヨタ自動車、2位はソニーなどメーカーが上位を占めた。大学生の人気ランキングで上位の商社や金融の順位は下位となった。単純比較はできないものの、就職活動時と社会人になった後では企業の評価が変わる傾向が鮮明になった。これから就活を本格化する学生は幅広く情報を集めて会社選びをすることが納得できる就職につながるといえそうだ。

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ディスコが運営する就活情報サイト「キャリタス就活」に登録し、就職活動モニターをしていた入社1~3年目(2016~18年卒)の若手社員を対象にキャリア意識を調査した。設問のなかで、「キャリタス就活」に登録している19年卒予定の大学生・大学院生を対象に実施した就職希望企業人気ランキングの上位30社を示し、若手社員に現在入りたい企業を選んでもらい比較した。

メーカーは赤字、商社・金融は青字に色分け。2019年卒の学生に聞いたランキングと16~18年卒の若手社員に聞いたランキングを比較した

大学生のランキングではトヨタ自動車は5位、ソニーは11位だった。9位だった資生堂は3位となり、女性だけに絞るとトップだった。花王は28位から4位、味の素は25位から8位と、メーカーが上位になった。

■「やる気は経営状態で変わる」

トヨタを選んだ繊維メーカーの男性(16年卒)は、「入社前はやる気さえあれば、好きな仕事ならどうにかなると思っていたが、実際は経営状態によってやる気が変わる」と話す。「味の素などの食品メーカーに入りたい。AI(人工知能)が普及しても、食品に関わる仕事は人間の関与する余地が残る」(18年卒、女性、サービス)など将来性を評価する声も目立った。

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