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チョコ原料はスーパーフード カカオニブ、調味料にも

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カカオニブとはスーパーフードの一つで、カカオ豆を砕いて殻を取り除いただけの、いわばチョコレートのピュアな原料。スーパーフードの中でも群を抜いて栄養価が高いと注目されています。食感はナッツのようで少し硬く、チョコレートのような香ばしさと苦みが特徴。外食店やカフェでも細かく砕いたカカオニブを使ったメニューを楽しむことができるようになってきました。おすすめのカカオニブの食べ方を紹介します。

家でも簡単に使えるスーパーフード

「『カカオニブ』は、ココアやチョコレートの原料であるカカオ豆を発酵、ローストし、胚芽と皮を取り除き砕いたもの。つまりチョコレートなどに加工される前段階のカカオのことを指します」と、I's Food & Health LABO.(アイズフードヘルスラボ)代表で管理栄養士の藤橋ひとみさんはいいます。

カカオニブは栄養価が高く、チョコレート本来の良い部分を取り入れることができます。食物繊維や鉄分、マグネシウムのほか、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富。美容効果や老化防止作用が期待できます(※主要商品の栄養成分表示を参考に算出)。

ただ、一方で「全体の栄養成分のうち、脂質が約50%も含まれているため、食べ過ぎには注意が必要です」と藤橋さん。「カカオ豆は細かくすり潰すと液状の『カカオリカー』になるくらい脂質をたくさん含んでいます。ティースプーン3杯(約30グラム)ほどでも200キロカロリー近くになってしまうので摂取量に注意しましょう」(藤橋さん)

カカオニブは外食店のメニューに使われているほか、輸入食材店や健康食品店で入手することもできます。「甘党でない方は、そのままポリポリとおやつ代わりに食べても良いでしょう。バニラアイスやヨーグルトにトッピングしたり、グラノーラに混ぜたり、クッキーなどの焼き菓子に混ぜ込むと苦みが気にならずより食べやすくなります」と藤橋さん。

Bean to Barならではのカカオ豆の個性を楽しむ

早くからカカオニブの魅力に焦点を当ててきた日本発のBean to Bar(カカオ豆からチョコレートを完成させるまでの工程すべてを担う作り手)ブランドである「Salagadoola(サラガドゥーラ)」ではカカオニブを販売しています。

「カカオ豆本来のやわらかく繊細な香りを逃さないように、工程に手間と時間をかけたカカオニブです。そのままポリポリ食べるのが一番ですが、チョコレートの原料でありながら、その香味と食感によってスパイスとナッツの間のような存在として、使い方は無限大です。Bean to Barならではのカカオ豆の個性も味わってもらいたいですね」とSalagadoola創立者の木村元紀さん。

カカオニブを使った調味料も

同ブランドではカカオニブを使った調味料「カカオニブのデュカ」も販売しています。デュカとはナッツやスパイスをミックスした調味料のこと。カカオニブと塩をベースに、「FISH」はピスタチオ、クミンシード、バジル、シナモン、「MEAT」はアーモンド、キャラウェイ、ブラックペッパーを調合しています。

白身魚や肉のソテーに使えば、簡単に本格的な味に仕上がるといいます。「もともと簡単に味が決まる調味料として主婦や若い男女を想定して作っていましたが、実際は料理人やホテル、バイヤーの方々からのお問い合わせや購入が多いです」(木村さん)

カフェメニューにもカカオニブをプラス

サンフランシスコ発祥のBean to Barチョコレート専門店である「ダンデライオン・チョコレート」に併設されている「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」ではカカオニブの食感や香りを楽しめる上質なカフェメニューも多数提供しています。

同店では、サクサク食感のキャラメルをチョコレートでコーティングし、カカオニブをトッピングしたスイーツ「ニブトフィー」が人気。カカオニブの歯ごたえと、アクセントとして加えられた岩塩が味を引き締めており、ぜいたくな味わい。「ニビースコーン」は季節のフルーツやナッツとともにカカオニブが混ぜ込まれたスコーンです。

「ダンデライオン・チョコレートでは、シングルオリジン(単一産地のカカオ豆を使用すること)にこだわり、使用するカカオ豆の生産地をすべて訪れ、フレーバーはもちろん、産地や収穫年、乾燥や発酵のプロセスなどを現地生産者と対話しながらカカオ豆を輸入しています。カカオ豆一つひとつの持つフレーバーの特長を生かしたローストを行うことにより、本来の味を純粋に味わうことができるカカオニブを作っています」とダンデライオン・チョコレート・ジャパンPR担当の芹沢茉澄さん。

贈り物にぴったり カカオニブのおやつ

鎌倉を拠点にチョコレートを製造している「ca ca o(カカオ)」では、カカオニブのおやつを販売中。かわいいパッケージに入ったカカオニブはギフトにぴったりです。

香ばしくローストされたカカオニブをベースに、ドライフルーツやナッツを混ぜ込んだ「トロピカル」「ベリー」「ナッツ」、カカオニブをチョコレートでコーティングした「チョコレート」の5種。おやつやおつまみにそのままポリポリと食べられるスーパーフードとして女性を中心に人気です。

「ブランドを立ち上げた4年ほど前よりカカオニブを取り扱っていますが、ここ1年でだいぶ知名度も上がってきました。お客様は美意識の高い層の女性の方が多く、リピートは半数近くあります」(同ブランドを運営するジャーニーカンパニーのブランド責任者 石原なつみさん)

甘みがあって一番食べやすいのはチョコレートコーティングしたものだそう。そのまま食べる以外にも食べ方のアイデアはいろいろ。「ハンドメイドのスムージーに混ぜてもおいしいですよ。とくにバナナとの相性がいいです。料理にもおすすめで、オリーブオイルとカカオニブと、弊社のカカオビネガーを混ぜてドレッシングにしたり、チーズと一緒に春巻きの皮で巻いて揚げてもおいしいです」とのこと。

手軽に栄養がとれるカカオニブ。普段の食事にも加えてみてはいかがでしょうか。

(取材・文 GreenCreate)

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