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麻婆豆腐の素・オロナミン… 1位譲らぬ平成の定番品 2018年「日経POSセレクション売上NO.1」決定

2019/2/13

平成のコンビニやスーパー、ドラッグストアの商品棚を彩った品々

日本経済新聞社は小売店のPOS(販売時点情報管理)データに基づき、加工食品や飲料など約2000あるカテゴリーごとに2018年に最も売れた商品を「日経POSセレクション売上No.1」に決定した。売り場の顔として平成を通じ首位の座を一度も譲らなかった定番商品や、18年の発売でいきなり1位となり、今後、定番化する可能性を秘めた商品などが名を連ねた。

■「当たり前」を創造し定番に

平成の間、1位を守り続けた商品には、先駆的な切り口で新たな市場を開拓し、今や「定番」として確固たる地位を築いたものが多かった。

代表例が丸美屋食品工業の「麻婆豆腐の素」だ。1971年の発売当時、マーボー豆腐は本格的な中華料理店でしか味わえなかった。「日本人になじみがないからこそ、簡単に作れるようにしたかった」(同社)。フライパンと豆腐で簡単に作れることをアピールするため、団地をまわって試食会を開き、マーボー豆腐を家庭の味として定着させていった。

65年に発売した大塚製薬の「オロナミンCドリンク」は医薬用ドリンク剤として厚生省(現厚生労働省)に申請予定だったが、炭酸ガス入りは医薬品の許可が出ないとわかり、食品として販売。だが、主要取引先の薬局は清涼飲料を扱っていなかった。売り上げ拡大策として着目したのが70年の大阪万博。会場の売店で扱ってもらい、一気に売り上げを伸ばした。

76年発売のハウス食品の「フルーチェ イチゴ」は、レトルト食品普及を目指した商品。当時、家庭で作るデザートはプリンにしろゼリーにしろ、加熱や冷やして固める手間が必要だった。牛乳と混ぜるだけで子どもでもつくれる手軽さと、それまでなかった食感で親子の心をつかんだ。

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