[ Technique #6 ]
シルクチーフを首に小さく巻く
主張しすぎないさりげなさが垢抜けのコツ
次の週末は手持ちのシルクチーフを首元に巻いてみよう。シルク特有の鮮やか発色やコンパクトな結び目で、カジュアルスタイルがこなれて見えること請け合い。やり方は対角線で細く折ってから小さく固結びするだけ。スカーフほど結び目が大きくならないので取り入れやすく、シンプルなクルーネックニットにもひと捻り加え、こなれた装いに見せられる。

[ Technique #7 ]
休日チノをダブル風ロールアップ
瞬時にできる品格微調整の妙技
カジュアル度の強いワークテイストのチノも、この技さえ押さえていれば、装いの幅が広がる。裾をダブル風にロールアップするだけで、きれい目なジャケットによる休日ドレカジスタイルにも馴染むのだ。幅の目安は2~3cm。これよりも太いと、カジュアルすぎる印象になるので注意されたし。折り返した後、軽くアイロンを当てておけば持ちもよくなる。

撮影/野口貴司(San Drago)〈人物〉、若林武志、久保田彩子、手塚 優(BOIL)〈静物〉 スタイリング/四方章敬 構成・文/小曽根広光、伊澤一臣 文/秦 大輔、吉田 巌(十万馬力)、間中美希子 イラスト/綿谷 寛、高橋智也、中根ゆたか、林田秀一
[MEN’S EX 2019年2月号の記事を再構成]
SUITS OF THE YEAR 2021
アフターコロナを見据え、チャレンジ精神に富んだ7人を表彰。情熱と創意工夫、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。