贈り物と家飲みの日本ワイン 専門店が提案する10本

日経おとなのOFF

家飲み用ワインは、品種と料理の相性を知って選ぼう

家飲み用のワイン選びでは、どんな点に気を付ければいいだろうか。日本ワインはリーズナブルなものが多い。造りに安定感があり、値段の割に良質なものを醸しているワイナリーの情報を、普段から集めておくといいだろう。

ブドウの品種ごとの、料理との相性についても押さえておきたい。

「日本料理に使う醤油、味噌、だしは、海外産の果実味の強いミネラル豊富なワインとの相性はあまりよくありません。一方、日本ワインは香りが穏やかで繊細なため、総体的に日本料理によく合います。そのなかでも品種によって違いはあるので、覚えておくと便利です」

「いまでや銀座店」1962年に千葉で創業した「いまでや」が、2017年、日本・和をテーマにGINZA SIXにオープンした。日本の蔵元直送の地酒・本格焼酎・日本ワインなどと酒器を扱う。日本ワインは約250種類そろう

日本古来のブドウ品種マスカット・ベーリーAは、生の赤身・青身の魚から赤身の肉料理まで幅広く合う。同じく古来種の甲州は野菜や鶏肉、調味料では塩とマッチする。日本で栽培されたヨーロッパ原種でも、メルロのように濃い味の品種なら焼き肉や煮込み料理との相性がいい。ソーヴィニヨン・ブランのような香りのあるものはエスニック料理と合わせるといい。

また、同じ品種のブドウでも、日本国内の栽培地や、ワイナリーにより味わいが異なる。店のスタッフから、それぞれに合う料理を教えてもらうのも買い方のコツだ。

*ワインの価格はすべて税込み。いまでや銀座店での販売価格。

(ライター 金丸裕子) 

[日経おとなのOFF 2018年12月号記事を再構成]

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