「自分は手本」を常に意識 見られている緊張感が糧にアフラック取締役上席常務執行役員 木島葉子氏

例えば、私が出席する会議では自分の担当する案件について、いかにうまく通すか、いかに最高の結果を導けるかなど、一緒に出席した部下にとって、今後の参考になるような進め方を実践することを心がけています。ロールモデルとして、物事の判断が明らかに公平でなかったり、善悪の判断がおかしかったり、論理が通っていなかったり、という姿は間違っても見せたくありません。

こうした2つの思いを伝えたのですが、男性管理職からもポジティブな反応がありました。

今回のカンファレンスの目的の一つは「会社にとって女性活躍の推進は本当に効果があるのか」「ダイバーシティー推進と言いながら、なぜ女性だけなのか」といったネガティブな反応を払拭し、本来の目的を理解してもらうことでした。私のメッセージが男女問わず多くの社員の気づきになったのならとても良かったと思っています。

ロールモデルは決して「女性の、女性による、女性のためのもの」ではありません。男女問わず、さまざまなロールモデルを見て、自分の成長に役立ててほしいと思います。そして、管理職であれば、男性も女性もみなさんが、それぞれ個性あるロールモデルになっていただきたいと思います。

きじま・ようこ
1986年実践女子大卒、アフラック入社。2006年契約管理企画部長、12年執行役員、17年常務執行役員、18年から取締役上席常務執行役員。

[日経産業新聞2018年12月20日付]

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