人気のカッティングマシン 案内版やPOPの作成に

日経トレンディネット

サイズや文字間隔なども指定できる
内蔵する素材データは500種類以上

次に、カットするシール用紙や紙を付属のマット(台紙)に貼り付けて、スキャンカットCM300にセットする。マットには強粘着タイプと弱粘着タイプがあり、付箋の接着面のように貼りはがしが可能だ。マットにカットする用紙をしっかりと固定することで、切り取っている間に用紙がずれるのを防げるわけだ。

用紙を固定するためのマットは消耗品
このようにマットにカットする用紙を貼り付けて使用する

注意したいのは、マットに紙を貼る位置だ。文字やイラストをレイアウトする際、モニター上に表示される方眼は、用紙を固定するマットに印刷された方眼に対応している。用紙をマットに貼り付けるときの位置を考え、文字やイラストがはみ出さないように配置するのがポイントだ。あとは、カットするだけ。所要時間はデータ量にもよるが3分程度だ。

方眼を参考にマットに貼り付けた時の用紙の位置を考えながらレイアウトする
カットされた用紙はマットのほうに残る。付属の道具を使ってはがして完成

会社のロゴを切ってみた

試しに、会社のロゴを切り出してみた。少し複雑な文字なのだが、パソコンに保存してあったデータを印刷して、スキャンカットCM300のスキャナー機能で取り込んだ。作業時間は慣れてしまえば10分程度だ。

カットしているところはプリンターのようだ
僕の会社のロゴをカットしてみた

複雑な文字も思ったよりきれいに切り取れた。これなら業務用としても問題なく使える。業者に文字などのシート作成を依頼すると、1枚あたり3000円程度かかる。サイズによってはもっと高くなったり、送料が追加されたりすることもあるだろう。スキャンカットCM300で10~20枚もカットしたら、元は取れると思う。しかも、自分でカットすれば即日利用できるのがうれしい。

個人店舗はもちろん、企業の営業所などでの利用にお薦めしたい。イベントの多い学校などにも向いている。スキャンしたデータを保存しておけば、同じシールや文字などを何枚でも作成できる。趣味での利用にとどめておくのは確かにもったいない。

複雑なロゴも問題なく作成できた
戸田覚
1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。近著に、『ここで差がつく! 仕事がデキる人の最速パソコン仕事術』(インプレス)がある。

[日経トレンディネット 2018年12月3日付の記事を再構成]

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