ストッパーをはずそう 思い込みに気づくと最初の一歩が出せるやる気スイッチを入れよう(37)

明星大学特任教授、JTBコミュニケーションデザイン ワーク・モチベーション研究所長 菊入みゆき

明星大学特任教授、JTBコミュニケーションデザイン ワーク・モチベーション研究所長 菊入みゆき
2018/7/19

ストッパー 4. 「半分しかない」と悲観的になる

コップに半分の水が入っています。「半分しかない」、「半分もある」、あなたの感覚はどちらに近いですか。ものごとの明るい面に注目する楽観主義と、暗い面に注目する悲観主義では、楽観主義の人のほうが結果を出しやすいことがわかっています。悲観的な考え方は、大きなストッパーになり、人の行動を止めてしまいます。

「まだ内定がない」という状況で、「もうだめだ、就職できない」と思うか、「まだ募集している企業が多い。これからだ」と思うかで結果が変わります。今年メーカーに就職した後藤さん(仮名、女性)は、就活中、内定がなかなか出ず、苦労しました。偶然見つけた募集の締め切りは、その日の夕方。「まだ、3時間ある!」と必死で応募書類を書き、完成したのは、提出に行く途中の電車の中でした。なんとその企業に採用が決まり、今は楽しく働いています。

自分のストッパーに気づきましょう。気づくだけで克服できるストッパーも多いです。ストッパーに気づいたら、それをはずして、やる気スイッチを入れましょう。様々な可能性が広がり、就活でも結果を出しやすくなります。

◇ ◇ ◇

今回がこの連載の最終回です。やる気スイッチを入れる方法について、37回にわたって解説しました。やる気は自分で変えられます。やる気スイッチを押して、納得できる大学生活を送りましょう! 近く「就活教室」で連載を始めます。そちらでまた、お会いしましょう。

菊入みゆき(きくいり・みゆき)
明星大学経済学部特任教授、JTBモチベーションズ ワーク・モチベーション研究所長。筑波大学の博士課程で、組織におけるモチベーションの伝染について研究中。大学ではキャリアや就職支援の講義を担当、企業とのコラボレーションによる講義も実施。JTBモチベーションズでは企業で働く人への研修やコーチング、経営層へのコンサルティングを行う。著書は「やる気が出なくて仕事が嫌になった時読む本」「職場でモテる社会学」「できる人の口ぐせ」等多数。
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