一段落して気が抜けた? 就活を成長につなげるにはやる気スイッチを入れよう(28)

明星大学特任教授、JTBコミュニケーションデザイン ワーク・モチベーション研究所長 菊入みゆき

明星大学特任教授、JTBコミュニケーションデザイン ワーク・モチベーション研究所長 菊入みゆき
2017/7/5

これは、伊藤さんの就活の「意味づけ」と言えます。(1)のコメントでは、「がんばった」自分を認めることで、就活への満足感が生まれています。一方で、運もあるとして、人生の転機には、努力とともに様々な要因が関わることを体験的に学んでいます。(2)のコメントでは、「大変な思いをした」というネガティブな現象を、「内定の喜び」と「自分で選んだ」という納得感につながるとして、ポジティブな視点で捉え直しています。そして、(3)では、「自分のことがわかった」とし、就活に意義を感じています。

伊藤さんのケースは、就活が終わった例ですが、一段落して、再スタートする場合も同じです。

振り返りと意味づけは、今後の活動に影響する

就活の振り返りと意味づけを行うことで、これまでの活動が、自分にとっていったい何だったのかが明確になります。また、気持ちの上で、活動に区切りがつきます。この区切りが、次の活動へのやる気につながります。

就活が終わった人も、一段落の人も、これまでを振り返り、自分がそこから何を学んだのか、自分にとってどのような意味があったのかを考えてみましょう。残りの学生生活に対するやる気が高まり、新たな一歩を踏み出すことができます。

菊入みゆき(きくいり・みゆき)
明星大学経済学部特任教授、JTBモチベーションズ ワーク・モチベーション研究所長。筑波大学の博士課程で、組織におけるモチベーションの伝染について研究中。大学ではキャリアや就職支援の講義を担当、企業とのコラボレーションによる講義も実施。JTBモチベーションズでは企業で働く人への研修やコーチング、経営層へのコンサルティングを行う。著書は「やる気が出なくて仕事が嫌になった時読む本」「職場でモテる社会学」「できる人の口ぐせ」等多数。
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