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パンクの女王 ヴィヴィアン・ウエストウッドの真実 恋する映画(9)『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』

2018/12/28

『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』(C)Dogwoof

いよいよ2018年も終わりを迎えるところですが、1年を振り返ってみて、「自分らしい日々を過ごせた!」と胸を張って言えますか? とはいえ、「自分らしく生きるとはどんなことなのか?」という思いに駆られている人もいるはずです。そこでオススメしたいのが、ドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』です。

■伝説のデザイナーに隠された真実とは?

本作品で、3年にわたって密着している人物は、タイトルからもわかるように英国が誇るデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド。1970年代にパンクファッションというジャンルを築き、「パンクの女王」と呼ばれました。人目を引く斬新なデザインはもちろん、王冠と地球をモチーフにしたブランドのロゴは誰もが目にしたことがあるはずです。現在77歳のヴィヴィアンは、もはや単なるデザイナーではなく、英国カルチャーを作り上げてきたアイコンであり、数々の伝説を生み出してきた人物としても知られています。

本作では、そんな唯一無二の存在であり続けるヴィヴィアンがいかにしていまの道を歩んできたのか、波乱に満ちた半生を自身の言葉で語る姿と過去の秘蔵映像が映し出されており、どのエピソードも興味深いところです。

労働者階級の家庭に生まれたヴィヴィアンは、若い頃には美術教師を目指していたものの、20代前半で最初の結婚と出産を経験。「世界について知りたい」という理由で3年後には結婚生活に終止符を打ちますが、2人目の夫となるマルコム・マクラーレンとの出会いをきっかけに、デザイナーとしての才能を開花させることになるのです。

その後、2度目の離婚や経営に失敗して無一文になってしまったという衝撃の事実も明らかにされます。ファッション界に進出した当初は批判されたり、観客の前で笑い物にされたりと、決して順風満帆とはいえませんでした。そんなこれまでの人生についても赤裸々に語っています。

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