揃えるべき3足はコレだ!6つの好みに応じてオススメドレス/ドレカジ/カジュアル

MEN’S EX

2018/12/24

こだわりの逸品

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ドレス、ドレカジ、カジュアルの3タイプの靴を履き分けることが、今の時代に合った印象を築く要。とはいえ、人それぞれで好みの靴のテイストは異なるだろう。そこでここでは、靴の嗜好ごとに、ベストな3足を考えてみた。




■王道を好む人の本格3足

靴は老舗の名門シューメーカーに限るという“王道”好きにおすすめの3足。ファッションのトレンドがいかように変わろうとも、常に絶大な安心感をもたらす。

1. EDWARD GREEN/エドワードグリーンのバークレー

エドワード グリーンを代表するパンチトキャップトウの黒アッパー版。よりドレッシーな印象が強く、弔事をのぞくフォーマルなシーンをカバーできる。もちろんビジネスでのここぞの場面にも相応しい。木型は「82」。 15万9000円(エドワードグリーン銀座店)

2. JOHN LOBB/ジョンロブのストーウェイ

紳士靴界の絶対王者ジョン ロブ。こちらは全面に穴飾りを配した定番フルブローグ靴で、気品とカントリーテイストが調和していることから高い人気を博す。スマートなフォルムかつ、トウ周りに英国らしい丸みを与えた端正なラスト「8695」を採用。 23万円(ジョン ロブ ジャパン)

3. J.M. WESTON/ジェイエムウエストンの180

ブランドの代表作にしてフレンチローファーのアイコン。一見朴訥としているが、きりりとウォールが立った伝統の木型「41」や、美しいモカ縫いにより独特の気品が香る。休日はもちろん、クラシックなスーツを洒脱に攻略したいときにも好適。 10万円(ジェイエムウエストン 青山店)


■トラッドを愛する人のアメリカ靴3足

アメトラスタイルを好む人のためにセレクトしたこちらの3足。少し変化球的なモデルも選んでいるが、多様化を見せる今のトラッドにはこういう遊びも肝心である。

1. ALLEN EDMONDS/アレン エドモンズのパーク アベニュー

小さめのキャップトウや6穴のアイレットなど、古き良きアメリカ靴のスタイルを伝える。ただ木型は比較的細身ゆえ、モダンなスーツの足元にも格好というバランスの良さ。レザーソールにはグリップに富むラバーを装着し、実用性も十分。 6万9000円(トレーディングポスト青山本店)

2. ALDEN/オールデンのVチップ

インターナショナルギャラリー ビームスの別注作。繊細な型押しがなされたスコッチグレインと艶やかなコードバンとの大胆なコンビ靴とし、足元を洒脱に彩ってくれる。オールデンを代表するコンフォート木型であるモディファイドラスト採用。 9万5000円(ビームス 六本木ヒルズ)

3. CONVERSE/コンバースのオールスター クップ ベルベット OX

名作オールスターの基本デザインはそのまま、カップソールの採用により履き心地とドレス感を向上させた“クップ”。こちらはアッパーにベルベットを採用し、より華やいだイメージに。パーティスタイルの外しにも好適だ。1万1000円(コンバースインフォメーションセンター)