時計

「空」から「陸」へ「海」へ 新生ブライトリング

2018/12/8

時計ブランドには、そのブランドを象徴するアイコンがある。スイスの高級時計メーカー「ブライトリング」の場合は、飛行機の計器を思わせるようなパイロットウオッチだ。しかし、昨年7月に就任したジョージ・カーン新最高経営責任者(CEO)の下、パイロットウオッチ一辺倒というイメージからの脱却を急ピッチで進めている。ロゴから翼のマークを外したのはその一環。新生ブライトリングは、ブランドの歴史に眠る膨大な遺産を現代の目で見直し、新たなプロダクトとして再発見しようとしている。




こうした姿勢を対外的に明確に示したのが、中国・北京で11月19日と20日の両日、ブライトリングが開いた大規模イベントだ。カーン氏ら幹部が五つ星ホテルのパーティー会場で経営戦略を語り、時計のラインアップを報道陣やSNSインフルエンサーに披露した。新しいモデルの横に1940年代から70年代あたりのビンテージウオッチを並べるという斬新なディスプレー。過去と現在をつなげてブライトリングの世界観を示そうという趣向だ。

北京のホテルでプレゼンテーションするジョージ・カーンCEO(11月19日)

会場で最も大きなスペースが割り当てられていたのが、PREMIER(プレミエ)シリーズ。パイロットウオッチが「空」ならば、プレミエは「陸」(街)という位置づけ。特徴は都会的で洗練された顔つきだ。新生ブライトリングを象徴する中核として位置付けているのが見て取れた。

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